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2022年度/1GAG021001

【水3】音楽の諸相 /杉本[全]S <前期>

現代の音楽文化の学術的研究のための基礎的な知見として、英米圏のブルース、ジャズ、ロック、ブラックミュージックを中心とする20世紀ポピュラー音楽史を講じる。20世紀英米ポピュラー音楽史の展開に関する標準的な知見を獲得するとともに、音楽の変化を社会的・文化史的・メディア史的な背景と関連させて説明できることを到達目標とする。19世紀末に発明され、20世紀前半に欧米を皮切りに世界中へと普及していったレコードやラジオといった音響再生産メディアは、それまでの音楽文化の姿を大きく変えることになった。さまざまな民族や都市文化の美学を反映した多彩なポピュラー音楽が市場に出回り、音楽産業は巨大なビジネスになっていく。本講義では、20世紀の音楽産業の発展に最大の影響をもたらした英米のポピュラー音楽史を、技術、経済、思想、政治、民族性、美学などの観点から、視聴覚資料に基づいて概観していく。

担当教員氏名
増田 聡
科目ナンバリング
授業形態
講義
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
1年

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
20世紀英米ポピュラー音楽史の展開に関する標準的な知見を獲得し、音楽の変化を社会的・文化史的・メディア史的な背景と関連づけて説明できるようになること。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回(1)ポピュラー音楽形成の社会的背景音楽メディアの発展史について、参考文献(1)などを用いて理解を深めておく。
第2回(2)初期音楽産業、戦前ジャズ授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。
第3回(3)戦後ジャズ(ジャズの「芸術」化)授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。
第4回(4)ブルース(アメリカ黒人音楽文化の浮上と複製メディアの役割)授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(2)の関連箇所を読んでおく。
第5回(5)ロックンロールの誕生(ティーンエイジャーと音楽産業、メディアの変化)授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(2)の関連箇所を読んでおく。
第6回(6)公民権運動とフォークロック、ビートルズ授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(3)の関連箇所を読んでおく。
第7回(7)60年代ソウル授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(2)(3)の関連箇所を読んでおく。
第8回(8)英国へのアメリカ黒人音楽の影響授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(3)の関連箇所を読んでおく。
第9回(9)サイケデリック・ロックと対抗文化授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(3)の関連箇所を読んでおく。
第10回(10)70年代ロックの拡大と展開授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(2)の関連箇所を読んでおく。
第11回(11)パンク・ロック授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(3)の関連箇所を読んでおく。
第12回(12)70年代黒人音楽の発展(ディスク文化の浮上)授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(1)(2)の関連箇所を読んでおく。
第13回(13)80年代のMTV文化とヒップホップ授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(4)の関連箇所を読んでおく。
第14回(14)90年代以降のテクノ/クラブカルチャーの展開授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(1)の関連箇所を読んでおく。
第15回(15)MTV以後の音楽/映像文化の諸相とインターネット授業内で言及したミュージシャンや曲について、ネット上のリソースを用いて発展的な知見を各自で学習する。また参考文献(1)の関連箇所を読んでおく。
第16回(16)試験
成績評価方法
20世紀英米ポピュラー音楽史の標準的な知見の獲得、およびその社会的・文化史的・メディア史的な背景に関する理解を問い、評価する学期末試験を行う。評価割合は試験100%、合格の最低基準は試験において60%の得点とする。出席は一切とらない。授業内容に強い関心を持つ学生の履修を希望する。
履修上の注意
単位取得が困難な授業であるので、単に時間割を埋めるための履修登録はお勧めしない。初回授業に欠席した学生の受講は認めない。視聴覚資料を多用するので、授業中の私語には厳しく対処する。また、Wikipedia、YouTube等を活用して授業外での積極的な自学自習を行うことが望まれる。
教科書
とくになし

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参考文献
授業内容と関連する、あるいは発展的な内容を含む参考書として下記を挙げる。購入の必要はないが、授業期間内に通読しておくことが望ましい。また事前事後学習において適宜参照する。 (1)増田聡・谷口文和『音楽未来形  デジタル時代の音楽文化のゆくえ』(洋泉社) (2)大和田俊之『アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社選書メチエ) (3)北中正和『ロック史』(立東舎文庫) (4)長谷川町蔵+大和田俊之『文化系のためのヒップホップ入門』(アルテスパブリッシング)
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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Updated on 2023/12/24 9:57:27

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