大阪公立大学 授業カタログのロゴ

Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

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2022年度/2C10025001

【月2】工業科教育法B 工学域 <前期>

21世紀は地球の未来を守り、健康で文化的な生活環境を維持することが課題です。人類と環境を守り発展していく努力がさまざまな分野で必要とされています。工業もその視点を大切にした技術教育が必要になっています。 学習指導要領も新しく告示され、キャリア教育の視点から職業教育の重要性が見直され、広く学校教育に導入されようとしています。 新しく、高等学校の工業科教員をめざす者として、 ① 工業教育の果たす役割とこれから ② 学習指導要領と教育課程表 ③ 工業教育指導法 ④ 学習指導計画と評価 ⑤ キャリア教育と工業教育 ⑥ 大阪府の教育改革 ⑦ 今後の工業教育のあり方 等について概説する。機会があれば大阪府内の工科高校を見学する 。

担当教員氏名
山脇 正隆
科目ナンバリング
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
2年

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
工業教育を中心に高校教育について広く理解を深め、工業科教員として必要な基礎的知識を修得するとともに、実践的な指導力を養う。工業科教育法Bでは、工業科教育法Aでの授業、「工業科教育に関する基本的な事項(意義、歴史、法令など)、学習指導要領の内容、教育課程表の作成」について再度理解を踏まえ、具体的に、 ① 工業の科目内容を理解し、年間指導計画を編成できること。 ② 単元の授業設計を理解し、学習指導案を作成できること。 ③ 学習指導案をもとに模擬授業をおこない、授業改善について検討できること。 ④ 生徒指導要録と評価法について理解できること。 ⑤ 工業高校の進路指導について理解できること。 ⑥ 学校運営と新しい課題について考察すること。 ⑦ コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の向上をめざす。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回工業科教育法を履修するにあたって ・昨年度の教員採用試験と今年 ・工業科教育法Bの授業計画
第2回工業教育の意義、歴史、法令について再確認 ・学習指導要領の要点配布した教材と資料を一読しておく。
第3回工業の原則履修科目と基礎科目について ・工業技術基礎、課題研究、実習、製図、工業情報数理配布した教材と資料を一読しておく。
第4回工業の各専門教科目について配布した教材と資料を一読しておく。
第5回教育課程の編成から単元の計画まで ・単元の計画、配慮事項、教科書の選定配布した教材と資料を一読しておく。
第6回年間授業計画(シラバス)の編成と学習指導計画 ・座学と実験・実習を一体化した授業設計配布した教材と資料を一読しておく。
第7回技術学習の理論と教材開発 ・工業科教育における座学・実験・実習の理論と方法 ・新しい授業形態と教材開発配布した教材と資料を一読しておく。
第8回学習指導案の作成について配布した教材と資料を一読しておく。
第9回演習 ・学習指導案を用いての模擬授業学習指導案を作成しておく
第10回模擬授業 と授業改善学習指導案を作成しておく
第11回新しい学力観に基づく教育評価 ・新しい学力観、評価基準配布した教材と資料を一読しておく。
第12回生徒指導要録について ・工業科教育における新しい評価法、生徒指導要録て配布した教材と資料を一読しておく。
第13回工業高校における進路指導、進路指導からキャリア教育へ ・生き方の教育としての進路指導、学校から職業社会への移行配布した教材と資料を一読しておく。
第14回工業高校における学校運営と教員研修について ・工業科教育を中心とした学校の教育力向上と活性化 ・新たな職の配置、教員免許更新制配布した教材と資料を一読しておく。
第15回工業高校の新しい課題と今後のあり方 ・工業高校から工科高校へ、あるいは総合高校へ ・工業技術教育の今後のあり方配布した教材と資料を一読しておく。
第16回試験(授業の理解度を確かめる)
事前・事後学習の内容
事前に講義資料を配布する。講義前に一読しておく。 授業のレポートとして、 ・工業科の各専門(機械、電機、建築、工業化学など)の「学習指導案」を作成する。 学習指導要領から各専門教科科目の内容を理解しておくこと。 必要な資料はについては、早めに連絡して下さい。
成績評価方法
授業目標(達成目標)の①?⑦の達成度で成績評価を行う。合格となるためには、 ・各自、授業案を作成し、その模擬授業を行い、協議しその内容を高めることができる。 ・工業教育の進路指導、学校運営について考察できる。 以上の2項目をそれぞれ半分以上達成することが求められる。 成績を評価する手段と割合は、出席状況での授業参加意欲と態度および関心20%、定期試験40%、レポートと模擬授業40%とし、総合的に評価する。 合的に評価する。
履修上の注意
免許法に基づく高等学校「工業」の教員免許状取得に必要な「教育課程及び指導法に関する科目」における「各教科の指導法」に対応する。
教科書
高等学校学習指導要領(平成30年度告示)解説 工業編 平成30年7月 文部科学省 ¥1,339+税 さらに、毎回にレジメと自作教材を配布する。

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参考文献
新しい観点と実践に基づく工業科教育法の研究 改訂版 中村豊久等著  ¥2850+税 実教出版
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2023/12/24 9:44:23

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