2022年度/3NN3042001
【木2】看護と法律 <前期>
看護師として医療現場で働くために最低限必要な法的な考え方、知識を得られるような講義を目指す。何故、看護師が法律を学ぶ必要があるのかということから理解できるように努める。
- 科目ナンバリング
- 開講キャンパス
- 阿倍野
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 1
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 法と医療との関連性およびその概略と医師法、医療法について、理解できる。看護者の基本的責務について、その定義・概念および基本法を理解できる。保健師助産師看護師法について、理解できる。看護師等の人材確保の促進に関する法律について、理解できる。医療安全とヒューマンエラー:診療の補助業務および診療上の世話に関する医療安全について理解できる。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 準備学習の欄に指定してある文献ないしホームページを講義の参考にされたい。いずれもインターネットで無料アクセス可能。
- 成績評価方法
- 到達目標の達成度で評価を行う。 方法としては講義時に行う小テストおよび期末試験,もしくはレポートを用いる。 合格のためには、国家試験で出題される程度の法律知識を習得することが求められる。
- 履修上の注意
- 看護技術を支える要素の中で、安全確保対策の運用の判断と実施、事故防止に向けたチーム医療に必要なコミュニケーション、適切な感染管理に基づいた感染管理など、医療安全の確保が特に重要視されている現在、看護者の基本的責務や法と医療の関連性を学ぶことは、非常に重要なことです。
- 教科書
- テキスト看護者の基本的責務.定義・概念/基本法/倫理.公益社団法人 日本看護協会 監修.適宜,必要な資料を配布します。参考書(参考書の指定は行いません。あくまで参考として下記の著書を紹介します。)事例検討から学ぶ.看護実践のための倫理と責任.宮脇美保子 著.中央法規これからの医療安全学.看護学生と新人看護師のために.安藤恒三郎 監修.PILAR PRESS.看護実践の倫理.倫理的意思決定のガイド.第3版.サラT.フライ,メガン-ジェーン・ジョンストン 著,片田範子・山本あい子 訳.
- 参考文献
- 公益社団法人大阪府看護協会 医療安全対策委員会「医療従事者が知っておきたい基礎知識 」 (http://www.osaka-kangokyokai.or.jp/CMS/data/img/iryoanzen_haisinn_201809.pdf)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | 我が国の医療制度と基本法 | 太田晋(2007)「政策・制度・法律からみた『医療福祉』 」 (http://www.kawasaki-m.ac.jp/soc/mw/journal/jp/2007-j17-1s/05_ota.pdf) |
第2回 | わが国の医療制度 | 井伊雅子(2008)「日本の医療保険制度の歩みとその今日的課題」 (https://www.jstage.jst.go.jp/article/iken/18/1/18_1_205/_pdf) |
第3回 | 医師法 | 日本看護協会ホームページ「看護師の特定行為研修制度」 (https://www.nurse.or.jp/nursing/education/tokuteikenshu/portal/about/) |
第4回 | 医療法 | 糸賀大地, 佐藤紀子(2018) 「看護師の医療事故へのおもいに関する研究の現状と課題: 医療安全の歴史的変遷を踏まえて」 (https://twinkle.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=24376&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1) |
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Updated on 2023/12/24 10:11:04