2023年度/1AAA014001 (公大) / (府大)
【月3】生産システム科学 <前期>
グローバルな競争環境において,製品をライバル企業より早く・安く・高品質に生産するためには,効率の良い高度な生産システムが必要である.本講義では,生産システムの基本構成および基本原理を理解するとともに,その設計・管理・運用方法として,生産計画,資源所要量計画,ラインバランシング,生産スケジューリング,在庫管理の基礎を学ぶ.
- 担当教員氏名
- 岩村 幸治
- 科目ナンバリング
- AAAPSS22001-J1 (公大) / AMPSS2222-J1 (府大)
- 授業管轄部署
- 現代システム科学域
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 2年 (公大) / 2年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 生産システムの基本的な概念および設計・管理・運用方法の基礎について身につけることを目標とする.具体的には,以下の能力を身につけることを達成目標とする. (1)線形計画法に基づく生産計画の知識を習得し,実践できる. (2)資源所要量計画の知識を習得し,実践できる. (3)ラインバランシングの知識を習得し,実践できる. (4)スケジューリングの知識を習得し,実践できる. (5)在庫管理の知識を習得し,実践できる.
- 各授業回の説明
- 成績評価方法
- 授業目標(達成目標)の(1)〜(5)の達成度で成績評価を行う.単位を取得するためには, (1)線形計画法を用いた生産計画について理解し,基礎的な問題が解けること. (2)資源所要量計画について理解し,基礎的な問題が解けること. (3)ラインバランシングについて理解し,基礎的な問題が解けること. (4)スケジューリングについて理解し,基礎的な問題が解けること. (5)在庫管理について理解し,基礎的な問題が解けること. 上記の5点を達成することが求められる.成績を評価する方法として,レポート課題(5回)および期末試験を用いる.成績評価に占める割合はレポート課題(50%)期末試験(50%)である.合格(C以上)となるためには,レポート課題ならびに期末試験,いずれにおいても60点以上取得することが必要である. なお,12回以上の出席が単位取得の前提条件となる.
- 履修上の注意
- 適宜指示する。
- 教科書
- 圓川隆夫・伊藤謙治,生産マネジメントの手法,朝倉書店(1996)
- 参考文献
- 坂和正敏・他2名,わかりやすい数理計画法,森北出版(2010)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- 教科書に関連する内容のプリントを別途配布するため,教科書の
購入は任意です.
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
---|---|---|
第1回 | 生産システムの概要 | 配布プリント |
第2回 | 線形計画法に基づく生産計画 | 参考文献3章 |
第3回 | 生産計画の演習 | 参考文献3章 |
第4回 | 資源所要量計画の概要 | 教科書3.2 |
第5回 | 資源所要量計画の手順 | 教科書3.2 |
第6回 | 資源所要量計画の演習 | 教科書3.2 |
第7回 | ライン生産方式 | 教科書10章 |
第8回 | ラインバランシングの手順 | 教科書10章 |
第9回 | ラインバランシングの演習 | 教科書10章 |
第10回 | スケジューリングの概要,ジョンソン法 | 教科書5.1〜5.3 |
第11回 | スケジューリングの実用解法:ディスパッチングルール | 教科書5.4 |
第12回 | スケジューリングの演習 | 教科書5.4 |
第13回 | 在庫管理1:正規分布と安全在庫 | 教科書4.3 |
第14回 | 在庫管理2:発注方式 | 教科書3.3 |
第15回 | 在庫管理の演習 | 教科書3.3 |
第16回 | 定期試験 |
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Updated on 2024/2/27 6:16:01