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2023年度/1ABAC07010

【火3】日本史講読A <後期>

(公大) / 日本史講読Ⅰ (市大)

奈良時代の歴史をまとめた六国史の1つである『続日本紀』を講読する。 『続日本紀』は奈良時代の幅広い事象を叙述しており、記事の内容はバラエティに富んでいるため、古代史の基礎的知識を得るのに最適な史料である。 また、岩波書店の新日本古典文学大系など、詳細な註釈も刊行されていることから、初学者でも扱いやすい史料でもある。 こうした『続日本紀』の読解を通して、古代史史料の基本的な扱い方とともに、古代史の基礎的知識の習得を目指す。

担当教員氏名
磐下 徹
科目ナンバリング
ABAJPH32025-J2 (公大) / LAJPH3205 (市大)
授業管轄部署
文学部
授業形態
演習
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
科目分類
選択必修
配当年次
2年 (公大) / 学年指定なし (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
『続日本紀』の講読により、学生が古代史料の基礎的読解力を習得するとともに、奈良時代に関する基本的な知識を身につけることを目指す。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回授業内容の説明、基本的知識の確認事前学習については、提示された参考文献等に各自で適宜目を通しておくこと。
第2回報告①『続日本紀』の解題事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第3回報告②『続日本紀』人物伝の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第4回報告③『続日本紀』遣唐使関連記事の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第5回報告④『続日本紀』新羅関連記事の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第6回報告⑤『続日本紀』渤海関連記事の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第7回報告⑥『続日本紀』土地制度関連記事の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第8回報告⑦『続日本紀』流通経済関係の記事の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第9回報告⑧『続日本紀』地方制度関係の記事の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第10回報告⑨『続日本紀』法制関連記事の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第11回報告⑩『続日本紀』仏教関連記事の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第12回報告⑪『続日本紀』寺院関連記事の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第13回報告⑫『続日本紀』東北地方(蝦夷)関連記事の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第14回報告⑬『続日本紀』南九州(隼人)関連記事の読解 事前学習については、事前に提示された『続日本紀』のテキストに目を通し、分からない語句などを辞書類で確認しておくこと。 事後学習としては、報告・議論の内容や教員の補足説明を振り返り、記事の内容を正確に把握しておくとともに、教員の説明や報告で紹介された参考文献に各自の判断で適宜目を通しておくこと。
第15回総括講義の内容を振り返っておくこと。
成績評価方法
報告回における発表内容や討議により、上記の「到達目標」の達成度をはかる。 この報告回の発表内容と、報告回以外の討議への参加態度(発言回数や発言内容等)により評価をおこなう。前者は70%、後者は30%とする。 単位修得のための最低基準は、『続日本紀』の基礎的な読解力とともに、奈良時代に関する基本的な知識を身につけていることである。
履修上の注意
第1回に報告順などを決めるので必ず出席すること。 なお、学修状況に応じて上記授業内容は変更されることがある。
教科書
新日本古典文学大系『続日本紀』(岩波書店)。

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参考文献
井上薫「続日本紀」(『国史大系書目解題 上巻』吉川弘文館)、笹山晴生「続日本紀と古代の史書」(『平安初期の王権と文化』吉川弘文館)など。
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Updated on 2024/2/27 6:25:47

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