2023年度/1ABAD06010
【木4】東洋史講読A <前期>
(公大) / 東洋史講読Ⅰ (市大)
『宋史』列伝選読。中国の各王朝は前時代の歴史を『史記』『漢書』『後漢書』『三国志』『晋書』『宋書』といった形で『正史』を編纂してきた。『正史』は「紀」(皇帝の年代記)、「表」(諸王、大臣などの年表)、「志」(「職官」・「刑法」・「食貨」などの制度を記す)、「伝」などに分かれ、このうちの「伝」(列伝)は、ある王朝で活躍した人物をまとめた部分である。歴代『正史』の中から『宋史』列伝を読み進めることを通じて、基本的な漢文読解能力を養うとともに、前近代中国社会がどのような社会であったかを学ぶことを目指す。
- 担当教員氏名
- 平田 茂樹
- 科目ナンバリング
- ABAWHE32041-J2 (公大) / LAWHE3203 (市大)
- 授業管轄部署
- 文学部
- 授業形態
- 演習
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 2年 (公大) / 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 各受講生が、毎回定められたテキストを読み進めながら、漢文の基本的な読解能力を身につけるとともに、現代社会とは異なる中国古代社会の仕組みや生活について正しく理解し、時系列に従い社会を考察する歴史学の考え方を習得する。
- 授業内容
- 第1回 ガイダンス。宋代について概観を述べ、宋代とはいかなる時代であったかについて講義する。講読資料を配布し、次回以降の講読個所を示すとともに、授業の進め方について説明を行う。 第2回『宋史』列伝(1) 『宋史』列伝を順次読み進めていく。 第3回『宋史』列伝(2) 第4回『宋史』列伝(3) 第5回『宋史』列伝(4) 第6回『宋史』列伝(5) 第7回『宋史』列伝(6) 第8回『宋史』列伝(7) 第9回『宋史』列伝(8) 第10回『宋史』列伝(9) 第11回『宋史』列伝(10) 第12回『宋史』列伝(11) 第13回『宋史』列伝(12) 第14回『宋史』列伝(13) 第15回まとめ
- 事前・事後学習の内容
- 受講生は毎回指定された箇所の史料について事前に十分に予習をして出席し、事後は授業での指摘を元に、自己の講読の誤りについて修正し、きちんとした史料講読方法を学ぶ。
- 成績評価方法
- (1)毎回提出するレポート、授業での発表、および質疑応答の際の発言で上記の達成目標を評価する。 (2)評価方法とその割合:授業での発表と質疑応答(50%)、毎回提出するレポート(50%)。 (3)合格のための最低基準:毎回レポートを提出し、授業で発表し、質疑に対して応答を行う。
- 履修上の注意
- 特になし。
- 教科書
- 毎回、授業で用いるプリントを配付する。
- 参考文献
- 丸橋充拓『シリーズ中国の歴史② 江南の発展 南宋まで』(岩波新書)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
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Updated on 2024/2/27 6:37:26