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2023年度/1ABBC62010 (公大) / (市大)

【火2】知覚・認知心理学特論 <前期>

認知心理学の、知覚や記憶・思考についての知識を獲得することと、実験データから何がいえるのか、実験データをどのように説明するのかといった、科学的な思考態度を養うことを目的とする。

担当教員氏名
山 祐嗣
科目ナンバリング
ABBPSY33010-J1 (公大) / LBPSY3208 (市大)
授業管轄部署
文学部
授業形態
講義
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
2年 (公大) / 学年指定なし (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
認知心理学は、人間を、情報処理を行なう能動性をもった認識主体とみなして研究する学問領域である。学生が、認識の基本的な領域である知覚や記憶・思考について、知識を習得し、それらの研究などについて科学的な思考を行う能力を習得することを目標とする。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回認知心理学の誕生まで。情報処理の心理学。配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第2回認知心理学における進化心理学。脳容量の増大。配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第3回知覚と感覚。配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第4回注意。情報の選択。配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第5回意識。潜在的処理と顕在的処理。配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第6回記憶(1)ー記憶システム配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第7回記憶(2)ー意味記憶配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第8回記憶(3)ーエピソード記憶と記憶の忘却配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第9回思考(1)ー理解と知識配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第10回思考(2)ー問題解決配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第11回思考(3)ー意思決定配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第12回思考(4)ー推論配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第13回合理性規範配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第14回文化の影響(1)ー認知の文化差配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第15回文化の影響(2)ー文化差をどのように説明するか配布された資料を用いて復習を行い、紹介された文献を読む。
第16回試験
成績評価方法
期末試験の成績によって評価する。知覚・認知心理学の基礎となる知識を習得し、それらについて科学的に思考することができることが合格の基準である。
履修上の注意
認知心理学の研究法についての理解を深めるために、授業に関連する領域の心理学実験・調査を行うことがある。実際に体験してみてほしい。なお、この科目は公認心理師科目となっている。
教科書
教科書 服部雅史ほか『基礎から学ぶ認知心理学?人間の認識の不思議』 有斐閣 2015

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参考文献

ケン・マンクテロウ(服部・山訳) 『思考と推論: 理性・判断・意思決定の心理学』 北大路書房 2015 山 祐嗣 『日本人は論理的に考えることが本当に苦手なのか』 新曜社 2015 山 祐嗣 『「生きにくさ」はどこからくるのか—進化が生んだ二種類の精神システムとグローバル化』 新曜社 2019

オフィスアワー
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Updated on 2024/2/27 6:25:49

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