2023年度/1AEX203000 (公大)
【月1】財務会計概論 <前期>
《本授業は遠隔授業として実施します》 会計とは企業活動を取引という形で把握し、一定のルールにしたがって貨幣単位に変換して測定・記録し、伝達する行為である。会計は大きく財務会計と管理会計に分けられるが、本講義で扱う財務会計とは、企業の外にいるステークホルダー(代表的には、一般投資家・株主・債権者)に会計情報を提供する仕組みである。財務会計の代表的な機能には、利害調整機能と情報提供機能があり、また近年わが国の会計制度には会計の国際化の波が押し寄せている。
- 科目ナンバリング
- AEXACC22003-J1 (公大)
- 授業管轄部署
- 商学部
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 科目分類
- 学科共通専門科目
- 配当年次
- 1年 (公大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 会計は「ビジネスの言語」と言われている。本講義を通じて、わが国の会計制度に関する理解を深めるとともに、財務会計に関する基本的知識を身に付けることを目標としている。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- ・各回の内容を教科書で予習すること。また、配布レジュメ等で復習すること。
- 成績評価方法
- ・到達目標の達成度で評価を行う。 ・具体的には、3回(第5回、第10回、第15回)の到達度テストを実施し、等ウェイトで最終的な成績評価を付ける(100点満点)。なお、到達度テストは、Moodleを通じた遠隔で実施する。 ・合格のための最低基準は、企業外部の利害関係者に会計情報を報告する基本的な仕組みを理解し、財務諸表から企業の収益性や安全性を読み取ることができることである。
- 履修上の注意
- ・企業や経営に関心を持って受講してほしい。 ・本授業は遠隔授業(②発展(オンデマンド))として実施します。
- 教科書
- ・桜井久勝・須田一幸(2022)『財務会計・入門(第15版)』有斐閣 ※教科書でカバーされていない内容については、配布レジュメで補完する。
- 参考文献
- ・桜井久勝(2022)『財務会計講義(第23版)』中央経済社 ・桜井久勝(2020)『財務諸表分析(第8版)』中央経済社
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | ガイダンスおよび財務会計の機能(担当:小形健介) | 講義の進め方についての説明および財務会計の役割について(教科書第1章) |
第2回 | 財務会計と複式簿記(担当:小形健介) | 財務会計システムの一連の流れについて(教科書第2章) |
第3回 | 貸借対照表における資産(担当:小形健介) | 貸借対照表で示される資産の項目と測定について(教科書第4~7章) |
第4回 | 貸借対照表における負債と純資産(担当:小形健介) | 貸借対照表で示される負債・純資産の項目と測定について(教科書第4章) |
第5回 | 損益計算書の構造および到達度テスト(担当:小形健介) | 損益計算書の仕組みについて(教科書第4章・第5章)。これまでの到達度のチェック |
第6回 | 財務諸表の作成と公開(担当:辻峰男) | 財務諸表の体系とその公開の制度と実務について(教科書第10章) |
第7回 | 企業集団の財務報告(担当:辻峰男) | 企業集団の会計問題について(教科書第11章) |
第8回 | 連結財務諸表(担当:辻峰男) | 連結財務諸表作成の手続きについて(教科書第11章) |
第9回 | 組織の再編(担当:辻峰男) | 会社の合併と分割について(教科書第11章) |
第10回 | 外貨建取引等の換算および到達度テスト(担当:辻峰男) | 企業活動の国際化について(教科書第11章)。これまでの到達度のチェック |
第11回 | 収益性の分析(担当:石川博行) | 資本利益率について(教科書第12章) |
第12回 | ROEの3分解(担当:石川博行) | デュポン・システムについて(教科書第12章) |
第13回 | 安全性の分析(担当:石川博行) | デフォルト・リスクについて(教科書第12章) |
第14回 | 不確実性の分析(担当:石川博行) | 不確実性リスクについて(教科書第12章) |
第15回 | 損益分岐点分析および到達度テスト(担当:石川博行) | 企業の利益構造について(教科書第12章)。これまでの到達度のチェック |
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Updated on 2024/2/27 6:19:16