2023年度/1AJA027001 (公大) / (府大)
【木2】振動工学A <後期>
振動現象とその対策は、工学のすべての分野に共通する基本的な技術課題である。本講義では、機械システムの振動解析についての知識を習得するとともに、動的システムのアナリシスとシンセシスを行う基本的な能力を養うことを目的としている。
- 担当教員氏名
- 千葉 正克
- 科目ナンバリング
- AJAASE3D005-M1 (公大) / BMASE3923-J1 (府大)
- 授業管轄部署
- 工学部
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 2年 (公大) / 2年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 以下の能力を身に付けることが到達目標である。 1.1自由度並進振動系と1自由度回転動系の運動方程式を誘導できること。 2.2自由度並進振動系と2自由度回転動系の運動方程式を誘導できること。 3.運動方程式を解き、固有振動数と振動モードを求めることができること。 4.モード行列を用いて2自由度系の運動方程式を非連成化することができること。
- 授業内容
- 第1週 「振動の世界」 第2週 振動の基礎:直線運動と回転運動 第3週 1自由度系の線形自由振動:直線運動 第4週 :回転運動、慣性モーメント 第5週 :慣性モーメントに関する2つの定理 第6週 エネルギー法、Rayleigh法 第7週 1自由度系の線形自由減衰振動、摩擦振動 第8週 強制振動、Q値 第9週 強制振動:変位加振 第10週 衝撃応答 第11週 2自由度系の線形非減衰自由振動 第12週 振動モード、強制振動 第13週 運動方程式の非連成化 第14週 直線運動と回転運動の連成、翼の曲げ捩り連成振動、動連成、静連成 第15週 Lagrangeの運動方程式 第16週 期末試験
- 事前・事後学習の内容
- 毎回予習しておくこと。また、復習を行い、疑問点がある場合には授業の初めに聞くように。レポートは必ず提出すること。
- 成績評価方法
- 授業目標の1~4の達成度で成績評価を行う。合格となるためには1~4の全ての項目で基本的な問題が途中の経過も含めて正しく解けることが必要である。 成績の評価は、期末試験(80%)、小テスト(10%)、レポート(10%)により評価する(割合は年度により変更する場合がある)。60点以上が合格となる。
- 履修上の注意
- 8割以上の授業出席者が、期末試験の受験資格を有します。
- 教科書
- 「構造振動学」、千葉・小沢田著、共立出版
- 参考文献
- 「工業振動学」第2版、中川憲治ほか著、森北出版 「振動工学」、藤田勝久著、森北出版 など
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- (関連科目)「薄肉構造ダイナミクス」
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Updated on 2024/2/27 6:35:09