2023年度/1AJJ014001 (公大)
【水1】化学外国語演習 <後期>
将来,化学技術者あるいは研究者として自立するためには,外国語(主として英語)での情報収集,情報発信,意思疎通が必要不可欠である.講義では(1)外国語で書かれた論文・参考書・解説書などの読解,(2)外国語音声ファイルを利用した正しい化学用語の発音の実践,(3)外国語での講演内容の理解,(4)化学関連事象の外国語よる記述,(5)外国語音声ファイルの聞き取り・書き取り,をほぼ毎時間行う。さらに,(7)ビデオ映像の内容理解と(8)外国語での短いプレゼンテーションを15回の講義中で1,2度行う. 具体的な授業の進め方 ① 小テスト(毎時間,101の出題範囲から) ② 読解(ECFLの予め指定した範囲の読解) ③ 聴取(ECFLの予め指定した範囲の内,Nativeの英語を聞きながら,その理解,書取,発音練習) ④ ビデオ視聴(映像と音声による内容理解,聴取と議論) ⑤ SP(ショートプレゼンテーション,予め与えられたキーワードを用いる)
- 科目ナンバリング
- AJJOCH22011-J2 (公大)
- 授業管轄部署
- 工学部
- 授業形態
- 演習
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 2年 (公大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 1単位 (公大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 講義では英語に的を絞り、英語で大学1,2年生向けに編集された化学の教科書、音声ファイルおよび映像ファイルを用いながら、基礎的な化学現象の理解(読む・聞く・書く)と表現方法を身に付けることができる。さらに、英語によるプレゼンテーション(話す)の練習を行い、単に化学英語を覚えるのではなく、英語を基本言語とする文化圏の人々とのコミュニケーションの基礎を身に付けることができる。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 外国語習得には外国語に慣れることが重要であり,時間外学習(予習と復習)が欠かせない.特に小テストは範囲を明らかにしてあるので,十分な予習をしておくこと.また,ヒアリング用の音声ファイル(WMA形式)は以下のwebsiteからダウンロードできるので,予習に活用すること.http://www2.chem.osakafu-u.ac.jp/ohka/ohka3/ECFL.htm また,大学院の入試に必要になるので,TOEIC試験も積極的に受験すること.
- 成績評価方法
- ・達成目標の達成度に応じて評価する. ・演習・小テスト・プレゼンテーション(40%),定期試験(60%)により総合的に評価する. ・演習科目であるため,出席を重視した成績判定を行う. ・理由無き欠席・遅刻は大幅な減点対象となるので注意すること. ・C以上(合格)となるためには,演習に積極的に参加したうえで、授業で使用する教科書・参考書の理解、基本的な問題が解けることが必要である.
- 履修上の注意
- 関連科目:分析化学、無機化学、物理化学、有機化学、高分子化学 講義では上記科目における基礎的な内容を英語で取り扱うため、該当箇所を適宜参照し、予習と復習に活かすこと。その他必要な事項は講義内で適宜アナウンスする。
- 教科書
- 「Exercise in Chemical Foreign Languages 2023」(初回に配付) 「化学英語101」國安均,化学同人(各自、生協で購入すること)
- 参考文献
- 「Chemistry: Science of Changes」(Sanders College Publishing) 「Living Science」(Oxford University Press) 「Judy先生の耳から学ぶ科学英語」(講談社) 「化学英語-英語らしい表現とその使い方」(東京化学同人) 「科学者のための英語口頭発表のしかた」(朝倉書店)ほか 英和辞書のほか、化学用語英語辞典など専門的な辞書
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | ガイダンス(授業の進め方についての注意等) 小テスト「化学英語101」より | 「化学英語101」の該当範囲の学習 |
第2回 | 小テスト「化学英語101」より 読解 原子やイオンのサイズ、化学結合、ほか 聴取 高分子に関する内容 | 「化学英語101」の該当範囲の学習 ECFLの予習および復習 |
第3回 | 小テスト「化学英語101」より 読解 結合次数、電気陰性度、ほか 聴取 高分子に関する内容 | 「化学英語101」の該当範囲の学習 ECFLの予習および復習 |
第4回 | 小テスト「化学英語101」より 読解 イオン結合、イオン・共有結合、ほか 聴取 高分子に関する内容 | 「化学英語101」の該当範囲の学習 ECFLの予習および復習 |
第5回 | 小テスト「化学英語101」より 読解 石油の精製・蒸留、直鎖アルカン、ほか 聴取 高分子に関する内容 | 「化学英語101」の該当範囲の学習 ECFLの予習および復習 |
第6回 | 小テスト「化学英語101」より 読解 環状・枝分かれアルカン、ほか 聴取 高分子に関する内容 | 「化学英語101」の該当範囲の学習 ECFLの予習および復習 |
第7回 | 小テスト「化学英語101」より ビデオ視聴「周期表」 | 「化学英語101」の該当範囲の学習 ビデオ視聴内容の復習 |
第8回 | 前半のまとめと演習 | 前半のまとめと演習に向けた講義内容の復習 |
第9回 | 試験の解説 ショートプレゼンテーション | ショートプレゼンテーション資料・原稿の作成、および発表練習 |
第10回 | 小テスト「化学英語101」より 読解 不飽和炭化水素、芳香族化合物、ほか 聴取 溶液、酸・塩基に関する内容 | 「化学英語101」の該当範囲の学習 ECFLの予習および復習 |
第11回 | 小テスト「化学英語101」より 読解 ハライド、アルコール、ほか 聴取 配位化学に関する内容 | 「化学英語101」の該当範囲の学習 ECFLの予習および復習 |
第12回 | 小テスト「化学英語101」より 読解 アルデヒド、カルボン酸、アミン、ほか 聴取 立体化学に関する内容 | 「化学英語101」の該当範囲の学習 ECFLの予習および復習 |
第13回 | 小テスト「化学英語101」より ビデオ視聴「化学と環境」 | 「化学英語101」の該当範囲の学習 ビデオ視聴内容の復習 |
第14回 | 定期試験 | 定期試験に向けた講義内容の復習 |
第15回 | ショートプレゼンテーション | ショートプレゼンテーション資料・原稿の作成、および発表練習 |
第16回 | 試験の解説と講義内容全体のまとめ・フィードバック | 講義内容全体の復習 |
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Updated on 2024/2/27 6:29:36