大阪公立大学 授業カタログのロゴ

Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

ios_share

2023年度/1AJJ021001

【火1】有機化学2A <後期>

(公大) / 有機化学IIA (府大)

有機化学2Aでは,有機化学を理解するために,カルボニル化学を中心に有機反応の知識を培う科目である。有機化合物における主要な官能基であるカルボニル基及びアミノ基を含む化合物並びにその誘導体の諸性質, 合成法, 反応, 反応機構などが理解できる。 また, 芳香環に直結した置換基の反応と反応機構, さらに, ジカルボニル化合物についても性質, 合成法, 反応などを概説する。以上の内容を通して, 有機立体化学, 有機電子論, 有機合成の方法論等有機化学の基礎概念を学ぶ。

担当教員氏名
池田 浩野元 昭宏
科目ナンバリング
AJJCHE24002-J1 (公大) / BCCHE2617-J1 (府大)
授業管轄部署
工学部
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
2年 (公大) / カリキュラムにより異なります。 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
1.カルボニル化合物の構造,性質,合成法,反応特性が修得できる。 2.アミン,フェノール類の構造,性質,合成法,反応特性が修得できる。 3.有機合成の基礎となる人名反応とその反応機構が理解できる。 4.多段階合成の基礎となる反応群を修得できる。 5.炭素-炭素結合形成における選択性の制御が修得できる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回授業概要,カルボニル化合物の構造と反応性①(求核付加反応)について(担当:池田 浩)シラバスを読み、講義の概略を理解する。
第2回カルボニル化合物の構造と反応性②(水,アルコールの付加)について(担当:池田 浩)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第3回カルボニル化合物の構造と反応性③(炭素求核剤の付加)について(担当:池田 浩)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第4回エノールとエノラート、およびアルドール縮合関連反応①(アルドール縮合)について(担当:池田 浩)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第5回エノールとエノラート、およびアルドール縮合関連反応②(α,βー不飽和アルデヒド、ケトンの化学)について(担当:池田 浩)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第6回17,18章のまとめと演習(中間試験を含む)(担当:野元 昭宏)第1回から第5回の復習
第7回カルボン酸誘導体の化学①(酸ハライド、酸無水物の化学)について(担当:野元 昭宏)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第8回カルボン酸誘導体の化学②(エステル、アミド、ニトリルの化学)について(担当:野元 昭宏)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第9回アミンの化学①(アミンの合成)について(担当:野元 昭宏)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第10回アミンの化学②(アミンの反応)について(担当:野元 昭宏)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第11回19,20,21章のまとめと演習(担当:野元 昭宏)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第12回ベンジル化合物の化学と芳香族求核置換反応①(ベンジル化合物の化学)について(担当:野元 昭宏)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第13回ベンジル化合物の化学と芳香族求核置換反応②(フェノール)について(担当:野元 昭宏)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第14回ヘテロ芳香族の化学について(担当:野元 昭宏)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第15回エステルエノラートとクライゼン縮合について(担当:野元 昭宏)与えられた課題に取り組むとともに、次回の講義に必要となる教科書および参考文献を読む。
第16回期末試験(担当:池田 浩・野元 昭宏)第7回から第15回の復習
事前・事後学習の内容
シラバスおよび授業中の指示で次回の授業範囲がわかるので、教科書を精読して予習すること。 授業で指示する課題を提出すること。 復習をすること。特に授業を聞いても理解できない点は、次回までに必ず復習、または個別質問によって理解しておくこと。
成績評価方法
授業目標(達成目標)の1~5の理解度で成績評価を行う。C(合格)となるためには,基礎的な事項を理解し、教科書の章末問題が解けることが必要である。成績評価に占める割合は、中間まとめ(50%)、定期試験(30%)、授業中の小テスト(20%)により評価する。なお、出席率が低い場合には、中間試験・定期試験を受けることを認めない場合もある。
履修上の注意
基礎有機化学、有機化学1Aを履修していることが望ましい。
教科書
現代有機化学(下)第8版(K.P.C.Vollhardt, N.E.Schore著), 大嶌幸一郎ら訳, 化学同人

Loading...

参考文献
・Vollhardt・Schore著、大嶌幸一郎ら訳「現代有機化学(上巻)第8版」化学同人 ・N.E.Schore著、大嶌幸一郎ら訳「現代有機化学(問題の解き方)第8版」化学同人 ・奥山 格 監修 「有機化学」 丸善(2008) ・清水功雄・只野金一 共編 「ベーシックマスター有機化学」オーム社 ・高田十志和他編「現代有機硫黄化学-基礎から応用まで」化学同人 ・L.G.Wade, Jr著、中村浩之ら訳「ウェイド有機化学原書7版(上下巻)」丸善
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2024/2/27 6:23:26

ページ上部へ戻る