2023年度/1AKC002001 (公大)
【金4、金5】緑地環境科学実習演習入門A <前期>
緑地環境科学が対象とする緑地環境への理解を深めることを目的とし、動植物の生息環境、教育研究フィールドの施設、都市公園、緑地基盤施設など様々な緑地の現場を実習や見学を通して体験し、緑地環境を構成する生態系の成り立ちや土壌環境および水環境を調査する方法を経験的に体得させる。
- 科目ナンバリング
- AKCOAG21003-J2 (公大)
- 授業管轄部署
- 農学部
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 1年 (公大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 本実習演習では、各種の緑地環境を実際に体験するとともに、調査結果を科学的な体裁を整えてまとめることを通じて緑地に関する知識を広範に獲得することを目的とする。具体的には、以下の能力を身につけることを達成目標とする。 1.緑地環境科学の対象やフィールドについて、実際の作業や見学を通して知識を習得する。 2.環境調査の方法と結果の集計法を理解し、それらに基づいて調査の実施や結果の整理ができるようになる。 3.ソフトウェアを用いて表計算や文書作成を行い、科学的文章の書き方に基づく適切なレポートが作成できるようになる。
- 各授業回の説明
- 成績評価方法
- 到達目標に対する達成度は、レポートの記述に基づいて評価する。実習への取り組み態度(40点)とレポート等の評価(60点)によって成績評価を行う。各項目の担当教員ごとの評価点を集計して100点満点で評価する。合格(C以上)のためには全体で60点以上とする。
- 履修上の注意
- テキストを熟読して実習内容を把握した上で実習に臨むこと。 病気等のやむを得ない事情で実習を欠席した場合には、欠席届を持参の上、早急に当該実習の担当教員に相談すること。相談のない場合は、欠席した実習に関する課題の提出は原則として受け付けない。 学外での見学が主となるので、集合場所や日時を事前に確認しておくこと。なお、集合場所までの交通費は自己負担とする。
- 教科書
- テキストは、授業支援システムにて公開する。必要に応じて、各自でプリントアウトすること。
- 参考文献
- アカデミック・ライティング入門:レポートの書き方,第3刷,大阪府立大学,2020.(大阪公立大学学術機関リポジトリ: https://omu.repo.nii.ac.jp)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | オリエンテーション | シラバスを読んでおくこと。 |
第2回 | レポートの作り方-1:課題の捉え方(予習と復習の必要性・仮説検証サイクル ) | テキストを読み、実習や見学を有意義に行うために、ネット等で下調べして課題を絞ることの重要性について理解しておくこと。 |
第3回 | レポートの作り方-2:理論と現象(洞察観察と記録の大切さ・分析目的に応じた適切な調査 ) | テキストを読み、実習や見学で得た情報を考察する方法について理解しておくこと。 |
第4回 | きしわだ自然資料館の見学 | 実習当日に見学を行う(入館料140円・交通費自己負担)。テキストを読み、見学に必要な最低限の知識を習得しておくこと。 |
第5回 | 教育研究フィールドの実験施設見学 | テキストを読み、見学に必要な最低限の知識を習得しておくこと。 |
第6回 | 動植物の生育・生息環境-1:大阪公立大学附属植物園の見学 | 第7回と合わせて、別日程で実施する(交通費自己負担)。テキストを読み、見学に必要な最低限の知識を習得しておくこと。 |
第7回 | 動植物の生育・生息環境-2:大阪公立大学附属植物園での動植物の観察 | 第6回と合わせて実施。 |
第8回 | 土壌・水環境の測定-1:土壌の三相分布測定 | テキストを読み、必要な最低限の知識を習得しておくこと。天候状況によっては第7~9回の学習順が入れ替わることがある。 |
第9回 | 土壌・水環境の測定-2:土粒子密度の測定 | テキストを読み、必要な最低限の知識を習得しておくこと。天候状況によっては第7~9回の学習順が入れ替わることがある。 |
第10回 | 土壌・水環境の測定-3:水質の測定 | テキストを読み、必要な最低限の知識を習得しておくこと。 |
第11回 | 都市公園フィールドワーク-1:利用実態調査1(地図上の可視化) | テキストを読み、必要な最低限の知識を習得しておくこと。 |
第12回 | 都市公園フィールドワーク-2:利用実態調査2(公園の利用実態・利用ルールについてのデータ収集と分析) | テキストを読み、必要な最低限の知識を習得しておくこと。 |
第13回 | 緑地基盤施設の成り立ち:狭山池博物館および狭山池ダムの見学 | 別日程で実施する(入館料無料・交通費自己負担)。テキストを読み、見学に必要な最低限の知識を習得しておくこと。 |
第14回 | 質的研究によるデータ・サイエンス入門(データ駆動型社会におけるデータ分析の進め方、仮説検証サイクル) | テキストを読み、必要な最低限の知識を習得しておくこと。 |
第15回 | 量的研究によるデータ・サイエンス入門(データのバラツキ、ヒストグラム、散布図からの1~3次元の図表化) | テキストを読み、必要な最低限の知識を習得しておくこと。 |
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Updated on 2024/2/27 6:41:22