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2023年度/1AKC005001 (公大) / (府大)

【水1】植物生態学 <前期>

植物と環境・生態系に与える影響、器官や個体レベルの生理生態から、個体群、群集の維持や動態、生態系の制御機構について様々なスケールで講述する。また、保全のための生態工学的な手法について講述する。

担当教員氏名
藤原 宣夫中村 彰宏
科目ナンバリング
AKCBIO21006-J1 (公大) / CEBIO2103-J1 (府大)
授業管轄部署
農学部
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
2年 (公大) / カリキュラムにより異なります。 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
植物生態学は、野外における植物とそれらをとりまく環境との相互作用を取り扱い、自然環境の理解と解明および環境の保全と適正な利用のための基礎学である。生態系に関する基本的な概念を身につけるとともに、緑地環境を取り扱うための生態工学的方法論についての大要を理解・習得する。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回植物生態学とは
第2回植物群落の構造と調査方法参考書「自然保護ハンドブック」の『Ⅳ3植生調査法』を通読すること。
第3回植物の生活型・植生遷移1参考書「図説植物生態学」の『Ⅱ3.生活型組成』、『Ⅳ2.遷移系列』を通読すること。
第4回植生遷移2・植物群落の分布と気候参考書「図説日本の植生」の『1日本の植生の特徴』を通読すること。
第5回植物群落の分類参考書「図説植物生態学」の『Ⅵ.植物群落の分類』を通読すること。
第6回植物群落の分布と環境(ヤブツバキクラス)参考書「図説日本の植生」の暖温帯広葉樹林に関する記述を通読すること。
第7回植物群落の分布と環境(ブナクラス)参考書「図説日本の植生」の冷温帯広葉樹林に関する記述を通読すること。
第8回植物群落の機能と評価参考書「図説植物生態学」の『Ⅳ4.遷移と極相の診断』を通読すること。
第9回生態系と環境前回授業を復習し、生態系と環境についての概要を予習しておくこと
第10回物質生産前回授業を復習し、環境と生態系に関する英文を和訳すること。
第11回光合成過程1前回授業を復習し、環境と生態系に関する英文を和訳すること。
第12回光合成過程2前回授業を復習し、生物学実験で行った群落調査でデータを再度確認すること。
第13回物資循環前回授業を復習し、群落のバイオマスに関するレポートを作成し、生態系における主要な元素を理解しておくこと。
第14回繁殖過程1前回授業を復習し、繁殖過程に関する概要を予習すること。
第15回繁殖過程2前回授業を復習し、繁殖に関する英文を読んで和訳すること。
成績評価方法
授業目標(達成目標)の達成度を期末試験により確認する。合格(C以上)するには、基礎的な知識に加え、代表的な植物(群落)の判別、バイオマスや成長速度の計算を行えることが必要である。
履修上の注意
・注意事項 前回の授業内容の復習の他、各授業で指示する文献、配布するプリントを事前に読んでおくこと。また、各授業で紹介された植物について図鑑で確認したり、公園や植物園などで実物をみること。 ・関連する科目(予め履修すべき科目を含む。) ・植物形態分類学、緑地保全学、環境緑化学
教科書
必要応じプリントを配付

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参考文献
・図説 植物生態学、沼田真、朝倉書店 ・自然保護ハンドブック、沼田真編、東京大学出版会 ・図説 日本の植生、福嶋 司、岩瀬 徹、朝倉書店 ・山の植物誌、大場 達之、山と渓谷社 ・野の植物誌、大場 達之、山と渓谷社 ・植物生態学、甲山隆司、朝倉書店 ・環境生態学序説、松田裕之、共立出版 ・植物生態生理学、Walter Larcher、佐伯敏郎監訳、シュプリンガー ・光と水と植物のかたち、種生物学会編、文一総合出版 ・植物の個体群生態学、J.W. Silverton、河野昭一 他共訳、東海大学出版会
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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Updated on 2024/2/27 6:29:43

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