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2023年度/1BAA034001 (公大)

【火2】災害レジリエンス学特論 <前期>

災害レジリエンス学は、リスクマネジメント論の視点から個人及び地域社会を含む都市システムの自然災害に対する対応を扱う。本講義では災害対策の変遷とレジリエンスの位置づけ、災害対応におけるレジリエンス、災害に対する事前対応及び事後対応とレジリエンスについて、先端的研究及び災害事例に基づいて理解することを目標とする。講義の各回で担当教員が基礎的な事項を講義し、主体的な学びに役立つ重要論文・書籍を紹介する。

担当教員氏名
生田 英輔野村 恭代
科目ナンバリング
BAASOS65011-J1 (公大)
授業管轄部署
現代システム科学研究科
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
科目分類
環境共生科学分野専門科目
配当年次
1年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
社会の発展に伴い、災害が複合化・複雑化している中で、災害対策も変化している。本講義では近年の災害対策の主流であるリスクマネジメント論の視点から都市システムの自然災害対策について講じ、個人や地域社会におけるレジリエンスの考え方を適用した災害対策の計画手法を会得する。 このような観点から、以下の能力を身につけることを目標とする。 1.レジリエンスの考え方を適用した災害対策手法の計画論の基本的な部分を説明することができること。 2.各種災害に対するレジリエンスの考え方を適用した事前対応・事後対応を計画できること。 3.災害レジリエンスの考え方に基づく事前対応・事後対応の有効性を評価することができること。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回イントロダクション
第2回都市と災害次のキーワードについて事前に調べておく:都市化・持続可能性・人口減少社会
第3回リスクマネジメント次のキーワードについて事前に調べておく:リスク解析・リスク評価・リスクコミュニケーション
第4回自然災害次のキーワードについて事前に調べておく:気象災害・地震・噴火・人為的災害
第5回災害対策次のキーワードについて事前に調べておく:災害対策基本法・地域防災計画・災害救助法
第6回災害復興次のキーワードについて事前に調べておく:復興事業・災害公営住宅
第7回災害レジリエンス次のキーワードについて事前に調べておく:防災・減災・国土強靭化
第8回脆弱性評価次のキーワードについて事前に調べておく:物理的脆弱性・社会的脆弱性
第9回個人の災害レジリエンス次のキーワードについて事前に調べておく:防災教育・生活防災
第10回地域の災害レジリエンス次のキーワードについて事前に調べておく:地域活動・地域資源・防災まちづくり
第11回地区防災計画次のキーワードについて事前に調べておく:地区防災計画制度・自主防災組織・防災訓練
第12回災害事例とレジリエンス(1)次のキーワードについて事前に調べておく:地震災害事例・津波災害事例
第13回災害事例とレジリエンス(2)次のキーワードについて事前に調べておく:台風災害事例・ハリケーン災害事例
第14回都市レジリエンスの評価(1)次のキーワードについて事前に調べておく国土強靱化地域計画・地区防災計画
第15回都市レジリエンスの評価(2)次のキーワードについて事前に調べておく:100 Resilient Cities
成績評価方法
授業目標の達成度で成績評価を行う。 単位を取得するためには、 1.レジリエンスの考え方を適用した災害対策手法の計画論の基本的な部分を説明することができること。 2.各種災害に対するレジリエンスの考え方を適用した事前対応・事後対応を計画できること。 3.レジリエンスの考え方を適用した事前対応・事後対応の有効性を評価することができること。 の3点を達成することが求められる。 成績は、レポート(70%)及び課題発表(30%)によって評価する。合格(単位修得)のための最低基準は60%とする。
履修上の注意
特になし。
教科書
特に指定しない。

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参考文献
毎回、論文・書籍・資料等を紹介する。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2024/2/27 6:23:33

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