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2023年度/1BBCE09010 (公大) / (市大)

【水4】ドイツ語学研究演習 <前期>

ドイツ語をヨーロッパの諸言語の中の一つとして位置づけ、ドイツ語の研究を一般言語学のマクロ的視点からとらえて講義する。特に19世紀のドイツの比較言語学から20世紀のソシュールによる構造主義言語学、さらに現代のさまざまな応用言語学まで、言語研究の歴史的な流れの中でドイツ語学研究の特徴と意義について説明する。ドイツ語学研究のために必要不可欠な知見を提供しつつ、議論しながら理解を深める。

担当教員氏名
神竹 道士
科目ナンバリング
BBCGLC62046-J2 (公大) / LCDFD2508 (市大)
授業管轄部署
文学研究科
授業形態
演習
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
1年 (公大) / 学年指定なし (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
ドイツ語で書かれた言語学の概論的テクストを精読することによって、ドイツ語の読解力を高めることができる。言語学の基本概念と専門用語について知見を深め、研究の基礎を作ることができる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回導入:言語の役割と機能事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第2回インドヨーロッパ語族と現在のヨーロッパの諸言語事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第3回系統樹説とサンスクリット語事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第4回ドイツ語の歴史区分事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第5回古英語と古高ドイツ語の共通点事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第6回第一次子音推移と第二次子音推移事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第7回ルターの「九月聖書」の果たした役割事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第8回「方言連鎖」からみた国語と方言の境界線事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第9回言語変種と規範の揺れ事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第10回ソシュールの記号論と構造主義事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第11回社会言語学の展望事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第12回統一言語の擁立と少数言語の保護事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第13回EUの多言語主義と複言語教育事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第14回認知言語学とパラダイムシフト 事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第15回まとめ事前学習:教科書(テキスト)の下調べをすること。 事後学習:授業で取り上げた言語学の基礎概念と専門用語について整理すること。
第16回定期試験は実施しない。
成績評価方法
授業目標(達成目標)の達成度で評価する。成績評価には授業内発表(50%)とレポート(50%)により評価する。 合格への最低基準は、授業内で取り上げた言語学の基本概念と専門用語について説明できることである。
履修上の注意
毎回必ず下調べをした上で授業に臨むこと。
教科書
テキスト Augustin Speyer: Deutsche Sprachgeschichte. Göttingen 2010.

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参考文献
東照二(著)『社会言語学入門』研究社 2009年 飯野公一(他)(著)『新世代の言語学』くろしお出版 2006年 高津春繁(著)『印欧語比較文法』岩波書店 2005年 風間喜代三(他)(著)『言語学』東京大学出版会 1998年 佐久間淳一(編)『言語学 基本問題集』研究者 2008年 佐久間淳一(他)(著)『言語学入門』研究者 2009年 谷口一美(著)『認知言語学』ひつじ書房 2011年 中島文雄(著)『英語発達史』岩波書店 2005年 中島平三、外池滋生(編著)『言語学への招待』大修館書店 2000年 星浩司(著)『言語学への扉』慶應義塾大学出版会 2006年 町田健(著)『言語学が好きになる本』研究社 2002年 ダニエル・ロング(他)(編)『応用社会言語学を学ぶ人のために』世界思想社 2003年
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Updated on 2024/2/27 6:32:12

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