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2023年度/1BFA024000 (公大) / (市大)

【火9】イノベーションマネジメント論 <前期>

イノベーションに関する研究は、学際的な試みとして発展し、時代の流れとともに変遷している。また、都市におけるイノベーションは、都市の制度と企業活動をエージェンシーとして生成され、普及する。本講義では、イノベーションに関する基礎的概念を理解し、それを踏まえた上で、都市におけるイノベーションについて探求する。

担当教員氏名
小関 珠音
科目ナンバリング
BFYOSO6C002-J1 (公大) / AMCXX6502 (市大)
授業管轄部署
都市経営研究科(創造都市含む)
授業形態
講義
開講キャンパス
梅田サテライト
開講区分
週間授業
科目分類
中核科目
配当年次
学年指定なし (公大) / 1年 (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
1単位 (公大) / 1単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
各講義において紹介する過去の理論や概念を学び、現代における適用性を検証しつつ、新しい概念が構築されてきた過程を理解し説明できることを目標とする。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回イントロダクション毎回の講義で適宜参考文献を紹介する。教科書、参考文献等をレビューしておくことが望ましい。 また、講義で紹介した理論を使った事例分析を中間レポートとして提出する。
第2回シュンペーターの定義:新結合・企業家 事例:馬車と鉄道第1回参照
第3回都市における企業家①:地域における知識 更新(Path Renewal)第1回参照
第4回製品イノベーションと製法イノベーション 事例:液晶産業の発展第1回参照
第5回持続的/破壊的イノベーション 事例:スマートウォッチとヘルスケア第1回参照
第6回イノベーションの普及 事例:アジア企業のモバイル事業第1回参照
第7回ナショナルイノベーションシステム 事例:太陽電池産業の推進と競争激化第1回参照
第8回プラットフォーム理論・プラットフォームリーダーシップ・オープンイノベーション第1回参照
第9回都市における企業家②:都市のコンテクストとエコシステム第1回参照
第10回ユーザーイノベーション・バックキャスティング 議論:リアル/オンラインの未来第1回参照
第11回デザイン思考・デザインドリブンイノベーション 事例:ドアのノブとスマートロック第1回参照
第12回アライアンス・イノベーション、戦略・組織の変革能力 事例:日用品とブランド第1回参照
第13回イノベーションとイノベーター/リバースイノベーション 事例:GEヘルスケア携帯心電計第1回参照
第14回都市における企業家③:都市と企業のレジリエンス第1回参照
第15回総括第1回参照
授業内容
本講義を受講するにあたっては、以下のことに留意されたい。これまで日本は、英米の先端的イノベーションモデルを一括的に追随してきた。しかし、近年では、特にコロナ渦後においては、多くの都市において、その場所における所与のコンテクストをもとにしたイノベーションを探求するようになった。本講義では、この変化をもとに、今後のイノベーションのあり方について考察していく。
成績評価方法
(1)到達目標の達成度について評価を行う。 (2)宿題及び課題70%、各回の授業への積極的な参加度30%により評価を行う。 (3)合格(単位修得)の最低基準は、学生が特定の社会現象を関連するイノベーション理論に基づいて解釈し、説明できることである。
履修上の注意
イノベーションマネジメント論の変遷を理解するために、それぞれの理論を踏まえた事例の紹介と、現代の企業が抱える課題について議論を行う。講義への積極的な参加が望ましい。
教科書
各講義に参照した資料は、毎回リストとして提示する。

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参考文献
全体を通して、 ティッド, J. (2004)『イノベーションの経営学』、NTT出版. クリステンセン, C. (2001) 『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』、翔泳社. チェスブロー, H.(2004)『OPEN INNOVATION-ハーバード流イノベーション論のすべて』、産能大出版部.、などが参考になる。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2024/2/27 6:50:36

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