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2023年度/1BJB013001 (公大) / (府大)

【水3】材料力学特論 (中百舌鳥) <前期>

【講義の位置づけ】機械工学の中で,固体の高度で多様な変形を扱うための構成モデルを展開する上での基礎理論を取り扱う科目である。 【講義の目的】目的年々高度化、複雑化が進む機械・構造物は、その使用時に多様で複雑な力学的環境下におかれる。このような複雑な力学条件下で、機械・構造物が安全に動作し得るよう設計あるいは強度予測を行う場合に、必要不可欠となる「材料の構成モデル」について、その基礎理論、現実の問題への応用展開の方法ついて理解を深めることを目的とする。

担当教員氏名
三村 耕司
科目ナンバリング
BJBMEE62009-J1 (公大) / TMMEE6209-J1 (府大)
授業管轄部署
工学研究科
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
科目分類
専攻専門科目
配当年次
1年 (公大) / 1年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
1.構成モデルを記述する上で必須のテンソル代数を適切に取り扱うことが出来る. 2.固体の各種応力ーひずみ関係を正しく導くことができる. 3.等方及び異方性弾性体の一般化フックの法則を正しく記述することができる. 4.古典的な取り扱いによる、固体の降伏関数を適切に導くことができる. 5.最新の塑性流れ理論による,降伏関数,流れ則,塑性圧縮性/非圧縮性が適切に導出できる 6.高速変形のような速度依存性の降伏条件式,構成モデルが適切に記述できる
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回テンソル代数と総和規約①事前配布プリント/資料の予習及び復習
第2回テンソル代数と総和規約②事前配布プリント/資料の予習及び復習
第3回テンソルの不変量事前配布プリント/資料の予習及び復習
第4回弾性体に対する一般化フックの法則事前配布プリント/資料の予習及び復習
第5回等方性弾性体/異方性弾性体の構成則事前配布プリント/資料の予習及び復習
第6回降伏現象と塑性変形事前配布プリント/資料の予習及び復習
第7回応力-ひずみ関係のモデル化事前配布プリント/資料の予習及び復習
第8回等方性および異方性降伏関数事前配布プリント/資料の予習及び復習
第9回ドラッガーの仮説と法線則事前配布プリント/資料の予習及び復習
第10回降伏ポテンシャルと連合/非連合流れ則事前配布プリント/資料の予習及び復習
第11回等方硬化則と移動硬化則①事前配布プリント/資料の予習及び復習
第12回等方硬化則と移動硬化則②事前配布プリント/資料の予習及び復習
第13回粘弾性体の構成則事前配布プリント/資料の予習及び復習
第14回粘塑性体の構成則事前配布プリント/資料の予習及び復習
第15回動的負荷曲面とPerzynaの過応力理論事前配布プリント/資料の予習及び復習
第16回【対面】期末試験
事前・事後学習の内容
授業計画欄の横に,配布プリントの対応する「項目」が記載されているので、講義に先立って、該当箇所に目を通し、疑問点等を明らかにしておくこと。また講義後には,章末問題などを利用して、講義内容に基づいた応用力が養われているか確認をすること。
成績評価方法
(1)到達目標に上げた事項についてその達成度を評価します. (2)評価方法は、原則として期末試験によるものとします.なお、講義中にレポートを課した場合は、その評価を加算することがあります(加算割合等、詳細についてはレポート課題を与えるときに示します). (3)上記の評価法で60点(100点満点)以上を合格とします。
履修上の注意
講義用の資料はWEB上で事前に配布するので,講義予定部分の予習および復習を十分行うこと
教科書
講義用の資料/プリントを配布します.

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参考文献
『固体力学の基礎』『衝撃工学』日刊工業新聞社 『基礎塑性力学』野田直剛 他,日進出版
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
その他
(関連科目)弾性力学特論、機械材料強度学、数値応用力学特論など

Updated on 2024/2/27 6:29:54

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