【水2】高温材料学特論（マテリアル工学分野）

担当教員氏名

金野泰幸

科目ナンバリング

BJFMAE54003-J1 (公大) / TSMAE5A12-M1 (府大)

授業管轄部署

工学研究科

授業形態

講義

開講キャンパス

中百舌鳥

開講区分

週間授業

科目分類

マテリアル工学分野B群科目

配当年次

1年 (公大) / 1年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数

2単位 (公大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標

高温構造用材料について、・クリープの現象論・クリープ変形機構・クリープ強度・クリープ破壊・高温酸化・材料設計・組織制御などの基本が説明できる。

各授業回の説明

授業	授業内容	事前・事後の学習内容
第1回	高温構造材料概説	配布プリント　§ 高温構造材料とは
第2回	高温変形機構	配布プリント　§ 変形領域図
第3回	高温における転位運動様式	配布プリント　§ 転位の運動様式とその評価法
第4回	温変形中の組織変化	配布プリント　§ 動的回復・再結晶配布プリント　§ 高温変形における結晶粒界の役割
第5回	純金属の高温変形	配布プリント　§ 純金属の高温変形
第6回	固溶体合金の高温変形	配布プリント　§ 固溶体合金の高温変形
第7回	粒子分散型合金の高温変形	配布プリント　§ 粒子分散型合金の高温変形
第8回	高温クリープ	配布プリント　§ クリープ現象の特徴
第9回	高温疲労・破壊	配布プリント　§ 高温疲労と破壊
第10回	高温材料の強化機構	配布プリント　§ 金属材料の高温強化機構
第11回	高温構造材料の設計	配布プリント　§ 高温構造材料の合金設計
第12回	金属の高温酸化	配布プリント　§ 高温酸化
第13回	構造用セラミックス材料	配布プリント　§ 構造用セラミックス
第14回	耐熱合金	配布プリント　§ 耐熱鋼と超合金
第15回	先進耐熱金属材料	配布プリント　§ 先進金属間化合物合金
第16回	期末試験

成績評価方法

到達目標の達成度で成績評価を行う。成績は、レポート、課題等の授業への取り組み40％、期末試験60％を基本として総合的に評価する。合格となるには、第1回から第15回の授業内容に記載の内容を理解し、到達目標に掲げた各項目に関する基本的な問題が解けること。

履修上の注意

授業後は授業内容を配布プリントや参考書等で復習をして理解に努めること。授業の前半は講義形式で、後半は授業内容に関する課題発表を行う（受講者数など、年度によって異なる）。

教科書

配布プリント

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参考文献

丸山公一編著、中島英治著「高温強度の材料科学」内田老鶴圃谷口滋治、黒川一哉著「高温酸化の基礎と応用」内田老鶴圃 N. S. Stoloff, V. K. Sikka, Physical Metallurgy and Processing of Intermetallic Compounds (Chapman & Hall, 1996). F.R.N. Nabarro, H.L. de Villiers, The Physics of Creep (Taylor & Francis Ltd., 1995). M.E. Kassner, Fundamentals of Creep in Metals and Alloys (Elsevier, 2009). Madeleine Durand-Charre, The Microstructure of Superalloys (CRC Press, 1997).

オフィスアワー

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教員への連絡方法（メールアドレス等）

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その他

(関連科目) Advanced Strength of Materials（材料強度学特論）

【水2】高温材料学特論 （マテリアル工学分野） <後期>

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