2023年度/1BQA306010 (公大)
【月3】居住安全人間工学系特論 <前期>
居住空間・生活機器・情報システムなど人間が扱う様々なモノを人の心身機能や自然環境に適合させ、使いやすく安全で健康的なものにしていくための設計手法や評価方法について論じる。前半は主としてヒトの心理的諸機能・諸特性について、後半は生理的特性のほか、ユニバーサルデザイン、日常生活事故について取り上げるが、表面的な人間工学的対応だけでなく、より深く人間を理解し、その知識を広く設計に応用していくことを狙いとする。
- 科目ナンバリング
- BQAHUS53006-J1 (公大)
- 授業管轄部署
- 生活科学研究科
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 1年 (公大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- ・居住空間や生活機器、情報システムを構築する上で考慮すべき人間の生理的心理的諸機能・諸特性を理解できる。 ・住宅を中心とした居住環境の安全を確保し、実践するための考え方・手法を理解できる。
- 各授業回の説明
- 成績評価方法
- 達成目標への理解度をレポート課題(100%)により評価する。人間の機能、特性を理解し、居住空間・生活機器・情報システムの安全性、快適性を、人間工学的見地から評価できるものを合格とする。
- 履修上の注意
- 文献輪読、文献調査、質疑討論を通して学習する。 授業資料、課題を、Moodleを通じて、配布、出題するので、Moodleを授業前後に必ず確認すること。
- 教科書
- チャールズ・スペンス、坂口 佳世子(翻訳)、センスハック、草思社(2022)
- 参考文献
- 岡田明編著、初めて学ぶ人間工学、理工図書、2016 日本人間工学会編、ユニバーサルデザイン実践ガイドライン、共立、2003
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | ガイダンス:人間工学の範囲と応用領域 | 人間工学を必要とする背景を調べる |
第2回 | 認知人間工学1:わかりやすさを学ぶ | わかりにくいデザインを収集する |
第3回 | 認知人間工学2:脳の働きを学ぶ | 脳の構造を調べる |
第4回 | 認知人間工学3:記憶と認知を学ぶ | 脳の機脳を調べる |
第5回 | 認知人間工学4:サインを学ぶ | 錯視について調べる |
第6回 | 認知人間工学5:安全設計を学ぶ | ヒューマンエラーを調べる |
第7回 | 生理心理1:ヒトの心理特性を学ぶ | 統計処理を調べる |
第8回 | 生理心理2:心理特性測定を学ぶ | 精神物理測定法を調べる |
第9回 | 生理心理3:ヒトの生理機能を学ぶ | 神経系の分類を調べる |
第10回 | 生理心理4:生理機能測定を学ぶ | 加齢に伴う心身機能の変化を調べる |
第11回 | UD1:インクルージョンとユニバーサルデザイン(UD) | ユニバーサルデザインの事例・排除のデザインの事例を探す |
第12回 | UD2:UDに関わる多様なユーザ特性 | 様々な機能制限の特性と配慮方法について調べる |
第13回 | UD3:UDの実践ーデザインにおける配慮事項と事例ー | UDの実践事例やデザインアプローチについて調べる |
第14回 | 安全のデザイン1:生活の中の事故・災害とヒューマンエラー | 日常生活事故の事故事例とそれに関わるヒューマンエラーを調べる |
第15回 | 安全のデザイン2:事故・災害を防ぐヒューマンエラー対策 | 日常生活事故の事例の事故原因を分析し,防止策を考える |
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Updated on 2024/2/27 6:20:13