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Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

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2023年度/1GAH014002 (公大)

【水3】創薬科学のすすめ /[杉本]全S <前期>

中世におけるコレラやペストの大流行を考えると、人類の歩みは、これらの病原微生物との生存をかけた戦いであったといっても過言ではないでしょう。こうした病気の大部分は、現在では、化学療法剤やワクチンなどの新しく開発された薬によって、ほとんど治療あるいは予防することが出来るようになりました。このように、新しい薬を創り出すこと,すなわち「創薬科学」は,人類社会に対する最も大きい貢献の一つで,日々その恩恵にあずかっています。 「創薬科学」は,下記5つの領域から成る分野融合的な学問です。薬についての一般的な説明と薬を取り巻く課題、薬を創るということの意義に触れた後、創薬科学のそれぞれの領域を専門とする教員が,各領域の歴史,最近の話題,将来の展望などをわかりやすく解説します。 1)病気の原因物質を探る。 2)原因物質に作用する薬を見つける。 3)薬を患部に運ぶ。 4)薬の安全性を調べる。 5)ヒトに対する薬の作用と安全性を確認する。

科目ナンバリング
XXXCNI18014-J1 (公大)
授業管轄部署
国際基幹教育機構(学部)
授業形態
講義
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
1年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
本講義は,創薬科学の入門的講義で,各学部から創薬研究に取り組んでいる教員が創薬科学の基礎についてオムニバス形式で講義する。本講義により、以下の能力を身につけることを達成目標とする. 1)薬の歴史や創薬科学と社会との関わりについて説明できること。 2)バイオ医薬品について説明できること。 3)コンピュータを用いた創薬について説明できること。 4)創薬に関する基礎研究(病気の原因を探る)から製剤化まで、実際に使用される薬ができるまでのプロセスについて説明できること。 5)がんという疾患を理解し、現在行われている治療法について簡潔に説明できること。 6)薬剤の送達法について簡潔に説明できること。 7)薬の安全性について説明できること。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回概要(薬の歴史)(乾)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第2回概要(薬の最前線:コンピューター創薬)(木下)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第3回概要(薬の最前線:バイオ医薬)(藤井)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第4回概要(製薬企業における創薬)(乾)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第5回概要(工学からみた創薬、製剤について)(綿野)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第6回概要(がん治療と工学)(長崎)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第7回病気の原因物質を探る(探る方法・プロセス等)(石橋)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第8回製薬企業の創薬研究(がんの克服を目指して)(乾)ゲストスピーカー:URA上田授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第9回原因物質に作用する薬を見つける①(中瀬)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第10回原因物質に作用する薬を見つける②(藤井)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第11回薬の安全性を調べる(山手)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第12回薬を患部に運ぶ(児島)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第13回病気の原因を探る(肝疾患)(松原)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第14回抗体医薬を使ったがん治療①(横山)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第15回抗体医薬を使ったがん治療②(立花)授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
第16回製薬企業の活動と創薬に関わる最新の話題(乾)ゲストスピーカー:URAセンター井上授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
事前・事後学習の内容
授業の復習と予習が重要であるため、授業の前と後に配布資料等を読んで授業内容の理解と習得に努めること。
成績評価方法
薬の歴史や創薬科学と社会との関わりについて、基礎研究から実際に使用される薬ができるまでのプロセスについて説明できるかという観点の達成度で成績評価を行います。C(合格)となるためには、担当教員の各授業におけるレポート又は小テストの設問に対して的確な回答をし、かつ授業内容と照らして十分に創薬科学についての基礎的な理解を深めていると認められる必要があります。 成績は各回の「小テスト」又は「レポート」により、計100点満点で評価します。
履修上の注意
遠隔授業の方針に基づき、中百舌鳥キャンパスと杉本キャンパスで同時双方向型授業を実施します。全16回の内、各キャンパスでの対面授業は8回実施します。 ※予め授業内容は録画し、ネット環境に不具合が生じた場合は、後日視聴できるように配慮します。 本授業の内容は、授業担当者の実務経験を活用したものである。
教科書
各担当教員がプリントを配付します。

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参考文献
各担当教員がプリントを配付します。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
その他
本授業の内容は、授業担当者の実務経験を活用したものである。

Updated on 2024/2/27 6:32:42

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