2023年度/1GGC001301
【木1】基礎無機・分析化学A /Ⅱ理<化>S <前期>
(公大) / 基礎無機化学 /Ⅱ理<化>S (市大)
無機化学の基礎を理解するため、原子構造・分子構造と結合、酸と塩基、酸化と還元などを中心に講義する。原子を取り扱うための考え方を分子や固体にどのように応用できるかを、電子構造や幾何学的な形と関連させながら理解し、これによりさまざまな化学的性質や反応性が説明できることを示す。分子化合物の構造や物性を、電子のレベルから解き明かし、化学的な現象と理論的な取り扱いとを関連付けながら解説する。
- 担当教員氏名
- 西岡 孝訓
- 科目ナンバリング
- XXXCHE1N001-J1 (公大) / GEICH0201 (市大)
- 授業管轄部署
- 国際基幹教育機構(学部)
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 1年 (公大) / 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 無機化合物の構成単位である原子の性質、その集合体である分子や固体の構造や性質についての知識を習得する。さらに分子の構造の記述や、酸塩基、酸化還元の学習を通して物質の構造や機能性について理解する。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 授業前に教科書あるいは配付資料に⽬を通しておくこと。また、授業内容をより深く理解するためには、教科書あるいは参考書の問題を解くことが重要である。そのため、各授業の前後にそれぞれ2時間程度の予習・ 復習を⾏うことが望ましい。
- 成績評価方法
- 到達目標の達成度を、授業への積極的な参加および小テスト15%、試験(中間、期末)85%で評価し、合計得点が60%以上であることを単位修得の最低基準とする。
- 履修上の注意
- 物理化学の基礎を学習しておくことが望ましい。
- 教科書
- Weller他著、田中他訳「シュライバー・アトキンス無機化学(上)」(東京化学同人)
- 参考文献
- 田所誠著「現代無機化学」(裳華房) 坪村太郎、川本達也、佃俊明著「無機化学の基礎」(化学同人) 三吉克彦著「はじめて学ぶ大学の無機化学」(化学同人) 矢野重信、木下勇、山村剛士企画・監修「SDGs無機化学の基礎」(培風館)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | 水素型原子の構造 | pp. 3~15 |
第2回 | 多電子原子 | pp. 16~22 |
第3回 | 元素の分類と原子の特性 | pp. 22~35 |
第4回 | ルイス構造と原子価結合理論 | pp. 22~35 |
第5回 | 分子軌道理論 | pp. 48~57 |
第6回 | 多原子分子の分子軌道および結合の特性 | pp. 57~71 |
第7回 | 中間試験および解説 | pp. 3~73 |
第8回 | 固体の構造の記述 | pp. 74~83, pp. 92~106 |
第9回 | 固体の電子構造 | pp. 106~113, pp. 125~132 |
第10回 | ブレンステッド酸・塩基 | pp. 136~154 |
第11回 | ルイス酸・塩基 | pp. 154~160 |
第12回 | 酸塩基の反応および利用 | pp. 161~177 |
第13回 | 酸化還元電位と酸化還元反応 | pp. 182~199 |
第14回 | 電位データの表し方 | pp. 199~210 |
第15回 | 単体の化学的抽出 | pp. 210~217 |
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Updated on 2024/2/27 6:40:04