2023年度/1GGC005303
【火2】基礎有機化学A /理(数・物・生・地)・工(建) {T(化以外)}S <前期>
(公大) / 基礎有機化学Ⅰ /理(数・物・生・地)・工(建) {T(化以外)}S (市大)
有機化学は、化学の基幹学問の一つである。有機化学の原理・概念・考え方の基礎を体系的に理解するために、基礎有機化学AとBを学ぶ。基礎有機化学Aでは、有機反応の考え方、分子の性質を原子の性質から考える素養を身に着けるとともに、有機化合物の命名法、アルカンと環状アルカンの性質と反応性、アルケンおよびアルキンの構造と化学反応、立体異性体の種類と分類、芳香族化合物の性質と化学反応、有機化合物の酸化と還元、および置換反応と脱離反応の基礎について学ぶ。
- 担当教員氏名
- 堀川 学
- 科目ナンバリング
- XXXCHE1N005-J1 (公大) / GEOCH0101 (市大)
- 授業管轄部署
- 国際基幹教育機構(学部)
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 1年 (公大) / 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 次の項目について理解し、説明できることを到達目標とする。(1)結合の種類と成り立ち。(2) 構造式の表記法と命名法。(3)アルカンの性質、反応と合成法。(4)アルケンとアルキンの構造と反応。(5)さまざまな立体異性の表記法とその違い。(6)芳香族化合物の性質と反応。(7)有機化合物の酸化と還元の概念。(8)置換反応のしくみ。(9)脱離反応のしくみ。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 講義内容の理解度を把握するために、講義の終わりに小テストを行う。あわせて、次回の予習ポイントを説明する。事前の予習は必要に応じて指示に従って行い、また復習として授業における講義内容を振り返り、自分自身でそのテーマについて考えて見る習慣をつけるようにする。
- 成績評価方法
- 講義毎に課される小テストによる理解度(50%)と試験(中間・期末 50%)において、有機化合物を正しく表記できる、基本的な化学反応や反応機構における電子の流れを説明できるようになるなど、到達目標60%以上で合格(評価C以上)とする。
- 履修上の注意
- (関連科目) (備考)有機分子は構造多様性に富んでおり、日々新しい化合物が作られている。暗記に頼っていてはその理解がおぼつかない。分子を構成する原子の性質、化学結合の種類、電子の偏りを、論理的かつ体系的に読み解く基礎を身に着けてほしい。
- 教科書
- 基礎有機化学(第二版)東京化学同人、ISBN:9784807907182
- 参考文献
- 困ったときの有機化学(上)(第二版)化学同人、ISBN:9784759819458
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 有機化学とは/結合の種類と成り立ち |
第2回 | 電気陰性度と電子の偏り |
第3回 | 有機化合物の分類と命名法 |
第4回 | アルカンと環状アルカン |
第5回 | アルケンの構造と反応 |
第6回 | アルキンの構造と反応 |
第7回 | 立体異性体 |
第8回 | 中間試験と解説 |
第9回 | 芳香族化合物の性質 |
第10回 | 芳香族化合物の反応 |
第11回 | 有機化合物の酸化 |
第12回 | 有機化合物の還元 |
第13回 | 置換反応:SN1と SN2反応 |
第14回 | 脱離反応:E1とE2反応 |
第15回 | 置換反応と脱離反応のしくみ |
第16回 | 期末試験と解説 |
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Updated on 2024/2/27 6:28:19