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2023年度/1KDA008001 (公大) / (府大)

【集中講義】植物工場実習 <後期>

完全人工型植物工場において,空調や照明,CO2濃度などの環境制御システム,養液栽培や自動搬送システムなどの栽培システムの仕組みを理解し,C22棟植物工場内での実習を通じて,播種から収穫,品質調査までの栽培行程,環境計測とその調節法,衛生管理技術について修学する.

担当教員氏名
和田 光生古川 一
科目ナンバリング
AKXPLA32003-J4 (公大) / CAPLA3701-J4 (府大)
授業管轄部署
農学部
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
集中講義
配当年次
2年 (公大) / 2年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
1単位 (公大) / 1単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
完全人工光型植物工場で植物生産に必要となる栽培システムの構造,栽培行程,環境制御技術,機械化,自動化技術ならびに品質評価技術などについて学び,高品質な野菜を低コストで効率的に生産するための要素技術とノウハウを身につける. 植物工場における生産工程を理解し,説明することができる. 環境計測,一般生菌数の計測,培養液の組成分析,収穫物の成分分析に関する手法を身につける.
授業内容
植物工場(C22棟)内およびB11棟において,9時から17時45分まで2日間の実習を行う. 植物工場実習(2月上旬予定) 詳細については,1月に受講生に開講通知を配信する.
事前・事後学習の内容
植物工場科学で学んだ内容について,復習しておくこと. 特に,植物の栽培環境について,光,温度,湿度,風速が植物の生育に及ぼす影響を理解しているとともに,これらの計測方法について知っておくこと. 一般生菌数の測定方法について復習しておくこと. PPFD,分光特性,風速,培養液のECとpHについて,測定方法を学習しておくこと.
成績評価方法
授業目標(達成目標)の達成度で評価を行う. 各実習テーマでの活動状況(30点)およびレポート(70点)の合計で評価を行う.C(合格)となるためには,全日程に出席し(欠席した場合は補習を行う),かつ全てのレポートについて,正しくデータの整理,解析を行った上で,理論的な考察がなされていることおよび植物工場での生産工程全般について理解して説明できることが必要. 【重要】各回のレポートならびに期末レポートにおける盗用・剽窃は不正行為として厳しく取り扱います。不正行為を行った場合,原則としてその試験実施日が属する学期に履修中の科目の成績が全て無効となります。
履修上の注意
※必ずマスクを着用し,入館の際は,手をアルコール消毒すること. 実習前1週間の体温計測,記録および検便の提出が必要(受講生にはキットを配布します) 植物工場内に入って実習するため,長靴,ユニフォームおよびマスクなどの消耗品に係る費用として,各自から1,500円を徴収する. 学生教育研究災害傷害保険あるいはそれに準じる保険に加入していること. 当日,発熱,嘔吐,下痢などの症状がある人は参加できません. アクセサリー類,時計などは身につけないでください. 香水など匂いのきついものは控えてください. 作業服に着替えるので,着替えやすい服装で参加してください. 人命に関わる食品を取り扱っている工場であることを承知し,責任を持った行動を取ってください.
教科書
適宜資料を配付する.

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参考文献
Plant Factory Using Artificial Light -Adapting to environmental disruption and clues to agricultural innovation-,Masakazu Anpo, Hirokazu Fukuda, Teruo Wada (Eds), Elsevier アグリフォトニクス-LEDを利用した植物工場をめざして-,後藤英司監修,シーエムシー出版 アグリフォトニクスII-LEDを中心とした植物工場の最新動向-,後藤英司監修,シーエムシー出版 人工光型植物工場-世界に広がる日本の農業革命-,古在豊樹著,オーム社 図解よくわかる植物工場,高辻正基著,日刊工業新聞社 植物工場の生産性向上,コスト削減技術とビジネス構築-今,注目されている植物工場とは,その全容-,安保正一,福田弘和,和田光生監修,シーエムシー出版 養液栽培のすべて,日本施設園芸協会/日本養液栽培研究会共編,誠文堂新光社 施設園芸・植物工場ハンドブック,日本施設園芸協会編,農文協 野菜園芸学の基礎,篠原 温編著,農文協 応用植物科学実験,森源治郎,山口裕文,堀内昭作監修,養賢堂 応用植物科学栽培実習マニュアル,山口裕文,森源治郎,堀内昭作監修,養賢堂
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
その他
(関連科目)植物工場科学,植物環境制御学,バイオ工学,機械生産管理,植物工場科学演習,フィールド実習AおよびB

Updated on 2024/2/27 6:53:29

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