2023年度/2A60033008 (府大)
【月4、月5】物理学実験 Aクラス/生命(理学[物理]) <前期>
実験の概要説明やレポートの書き方、測定値の扱い方についての講義を2回行う。基礎実験として「金属棒の密度の測定」および「ブラウン管オシロスコープ」を行った後、力学、光学、電磁気学に関する実験をそれぞれ3テーマずつ行う。原則2人1組で実験を行う。
- 科目ナンバリング
- FLPHY1933-J3 (府大)
- 授業管轄部署
- 国際基幹教育機構(学部)
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 1年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 物理学に関する実験を通して以下の内容を達成することを目的とする。 (1) 実験を通して物理現象に触れ、物理学の基本法則を理解すること。 (2) 基本的な物理量を測定する装置を繰り返し使用することにより、それらの装置を適切に使用することができようになること。 (3) 得られた測定値について、定量的な処理や評価が行えるようになること。 (4) 実験から得られた結果と理論との比較を行い、その結果の妥当性を定量的に検証・考察を行えること。 (5) 実験結果や考察の内容を、第3者に伝えるための報告書にまとめられるようになること。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- この授業は実験科目であり、実験の内容を理解しながら進めていくには予習は必須である。次回の実験までにテキストの内容を必ず読み、どのような目的で何を測定し、最終的に何を導き出すのかを把握しておくこと。 各実験テーマについてレポートを課す(レポートの書き方については別紙参照)。提出期限は原則次回の実験の開始前なので、それまでにレポートを完成させること。
- 成績評価方法
- 全回の出席を前提とし、授業目標(1)~(5)の達成度で成績評価を行う。 成績はレポートと授業態度を総合的に評価する。ただし、全出席、レポート全提出を原則とし、無断欠席をした場合やレポート未提出の場合には,授業の評価対象とはならない。 合格(C)となるためには、全回出席を前提とし、すべてのレポートを提出する必要がある。
- 履修上の注意
- 第1回目の授業(ガイダンス)に必ず出席して下さい。受講の仕方、実験に関する注意事項、授業内容の概要について説明します。 実験3回目から11回目までについては、各自の実験スケジュールを別途連絡します。 【注意事項】 ・実験報告書(レポート)は,次の実験を始める前までに提出して下さい。 ・各自,実験ノート(A4サイズが望ましい,ルーズリーフ不可)を必ず用意してください。実験終了時にはノートのチェックをした上で最終的な出席を取りますので,必ず教官(TAではなく)に終了して良いかどうかのチェックを受けて下さい。 ・各自,関数電卓を購入し,必ず毎回持参してください。 ・授業に関する事項を当大学の授業支援システムを通して行うことがあるので、 使用には十分に慣れておくこと。
- 教科書
- 「物理学実験(第7版)」大阪府立大学・総合教育研究機構・物理学グループ編 学術図書出版社(必ず最新版を使用すること) 一部、別途配布する。
- 参考文献
- 吉田 卯三郎ほか (著)「六訂物理学実験」(三省堂) N.C.バーフォード (著),酒井英行 (訳) 「実験精度と誤差―測定の確からしさとは何か―」(丸善) 木下是雄(著)「理科系の作文擬実」(中公新書) その他,物理学実験に関する教科書全般
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- (関連科目)物理学I、物理学II
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | 物理学実験ガイダンス 内容の概要説明(1~2回目) 実験レポートの書き方の指導など | |
第2回 | 実験1回目[(1-1)金属棒の密度測定] | 必ず予習を行うこと |
第3回 | 実験2回目[(3-1)ブラウン管オシロスコープ] | 必ず予習を行うこと |
第4回 | 講義 実験内容の概要説明(3回目以降) 内容の概要説明(1~2回目) 実験レポートの書き方の指導など | |
第5回 | 実験3回目[(1-3)単振り子] | 必ず予習を行うこと |
第6回 | 実験4回目[(1-5)ユーイングの装置によるヤング率] | 必ず予習を行うこと |
第7回 | 実験5回目[(1-6)弦の固有振動] | 必ず予習を行うこと |
第8回 | 実験6回目[(2-2)光の屈折・(2-3)光の干渉(2テーマで1回)] | 必ず予習を行うこと |
第9回 | 実験7回目[(2-5)スリットによる光の回折と干渉] | 必ず予習を行うこと |
第10回 | 実験8回目[2次元回折格子による光の回折] 別途、テキストを配布します。 | 必ず予習を行うこと |
第11回 | 実験9回目[(3-3)トランジスタの特性] | 必ず予習を行うこと |
第12回 | 実験10回目[(3-4)インピーダンスと直列共振回路] | 必ず予習を行うこと |
第13回 | 実験11回目[(3-6)電磁力の測定] | 必ず予習を行うこと |
第14回 | 実験内容の復習と小テスト(実習) | |
第15回 | 実験内容の復習と口頭試問 |
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Updated on 2024/2/27 6:18:01