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Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

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2023年度/2B20031001 (府大) / (府大)

【水3】ソフトウェア工学 <前期>

情報システムを多人数で開発し,運用・保守するための技術や管理の方法を習得する。このため,情報システムの概要,ソフトウェアのモデル化,ソフトウェア設計・管理,データベース,プログラム検証とテストなどにつき講述する。またソフトウェアを効率的に設計開発する手法および支援ツールの必要性と有効性につき理解する。 1.情報システムの概要 2.ソフトウェアのライフサイクル 3.ソフトウェア要求分析 4.要求分析モデル   5.ペトリネットモデル  6.オブジェクト指向モデル 7.統一モデリング言語UML(1):静的構造 8.統一モデリング言語UML(2):動的振舞い 9.オブジェクト指向分析  10.ソフトウェア設計・管理 11.データベースと情報検索 12.関係データベース  13. ソフトウェア検証 14.ソフトウェアテストと品質 15.ソフトウェア開発環境 注)各内容について実習を行う。

担当教員氏名
森 直樹
科目ナンバリング
BEOEN4313-J1 (府大) / AKOEN3206-J1 (府大)
授業管轄部署
工学部
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
3年 (府大) / 3年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (府大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
社会的ニーズを分析して新たな問題を自ら見つけだし,モデル化・定式化するとともに,得られた結果をシステムやソフトウェアの要求仕様の形で表現し,解決するデザイン能力を養う。 以下の能力を身に着けることを達成目標とする。 1.ソフトウェアとは何か,どのような特徴があるかを理解する。 2.良いソフトウェアとはどのようなものかを把握する。 3.オブジェクト指向などの概念を理解し,ソフトウェアのモデル化ができる。 4.UMLなどのツールを用いてソフトウェアの分析,設計,実装,テストができる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回情報システムの概要(ソフトウェアとは,特徴,良いソフトウェア)教科書第1章1.1~1.3を読んでソフトウェアについてまとめておく。
第2回ソフトウェアのライフサイクル(ウォータフォールモデル,スパイラルモデルなど)教科書第1章1.4~1.6を読み,p.19の演習問題を解いておく。
第3回ソフトウェア要求分析(図式的な要求モデル)教科書第2章2.1~2.2を読んでおく。
第4回要求分析モデル(データフロー図,コントロールフロー図,状態遷移図)教科書第2章2.3~2.5を読んでおく。
第5回ペトリネットモデル(定義,可到達性,可到達グラフ)教科書第2章2.6~2.8を読み,p.45~p.46の演習問題を解いておく。
第6回オブジェクト指向モデル(オブジェクト,データ抽象化,関係,継承,多相性)教科書第3章3.1~3.2を読んでおく。
第7回統一モデリング言語UML(1):静的構造(クラス図,オブジェクト図,配置図など)教科書第3章3.3(p.53~p.55)を読んでおく。
第8回統一モデリング言語UML(2):動的振舞い(動的振舞い:ユースケース図,シーケンス図など)教科書第3章3.3(p.55~p.60)を読んでおく。
第9回オブジェクト指向分析(動的な振舞いに着目する分析手順)教科書第3章3.4を読み,p.76の演習問題を解いておく。
第10回ソフトウェア設計・管理(分割統合,段階的詳細化,抽象化,構造化定理)教科書第4章4.1~4.4を読んでおく。
第11回データベースと情報検索(階層モデル,網モデル,E-Rモデル,検索手法)教科書第4章4.5~4.6(p.94~p.95)を読んでおく。
第12回関係データベース(従属性制約,正規表現,正規化)教科書第4章4.6(p.95~)を読み,p.101の演習問題を解いておく。
第13回ソフトウェア検証(停止性,部分正当性,論理的検証法,形式手法)教科書第5章5.1~5.2を読んでおく。
第14回ソフトウェアテストと品質(品質特性,動的テスト,テストケース設計)教科書第5章5.4~5.5を読み,p.128の演習問題を解いておく。
第15回ソフトウェア開発環境(分析設計ツール,テストツール,統合開発ツール)教科書第6章6.1~6.2を読んでおく。
第16回試験
事前・事後学習の内容
各回の授業計画に記載するので,そちらを参照する。
成績評価方法
授業目標(達成目標)の1~4の達成度で成績評価を行う。合格となるためには1,2の項目について概略の説明ができ,3,4の項目について基本的な例題に対して解答できることが必要である。成績評価する手段として期末試験と小テストを用いる。成績評価に占める割合は,期末試験(80%),小テスト(20%)とする。
履修上の注意
.
教科書
「ソフトウェア工学」 松本啓之亮 著,森北出版

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参考文献
「情報システム設計・開発技術」 河村一樹 著,近代科学社 「知能システム工学入門」 松本啓之亮,黄瀬浩一,森直樹 共著,コロナ社
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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その他
(関連科目)プログラミング入門,プログラミング言語概論,データ構造とアルゴリズム

Updated on 2024/2/27 6:31:08

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