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2023年度/2B30020001 (府大)

【火2】毒性学B <後期>

講義は対面で実施する。 様々な医薬品の毒性(副作用)についてその種類や発現機序について講義する。 毒性物質に対する生体の応答として機能毒性、臓器毒性について講義する。 具体的には 1.生殖や発生に関わる毒性を発現する物質の種類や発現機序について講義する。 2.肝臓に対する毒性を発現する物質の種類や発現機序について講義する。 3.腎臓に対する毒性を発現する物質の種類や発現機序について講義する。 4.呼吸器、循環器に対する毒性を発現する物質の種類や発現機序について講義する。 5.呼吸器、循環器、消化器、感覚器、生殖器に対する毒性を発現する物質の種類や発現機序について講義する。 6.神経、皮膚・粘膜、骨、血液、免疫、内分泌に対する毒性を発現する物質の種類や発現機序について講義する。 毒性物質の環境中での動態と生態系への影響に関わる環境毒性学について講義する。 リスク分析についての概説およびリスクがどのように取り扱われているかを講義する。 動物における中毒について講義する。

担当教員氏名
西村 和彦中川 博史
科目ナンバリング
CVANS3402-J1 (府大)
授業管轄部署
獣医学部
授業形態
講義
開講キャンパス
りんくう
開講区分
週間授業
配当年次
3年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
生体の様々な応答の中で毒性と呼ばれるものとは何かを理解するとともに、安全で有効な化学物質の利用を勧める観点から化学物質の危険性を認識し制御するための基礎を培う科目である。さらに、化学物質による環境汚染と汚染による人類を含む生態系への影響に関する知識を習得できる。毒性学Bでは毒性物質に対する生体の応答の観点から、細胞レベルでの毒性や、肝臓、腎臓をはじめとする各臓器における毒性物質への応答等から毒性としての生体応答とは何かが理解できる。種々の臓器や生体の持つ機能に対する毒性発現について学ぶと共に、環境毒性学として化学物質の動態,生態系への影響およびリスク分析について理解できる。 具体的には以下の項目を理解することを達成目標とする。 1.様々な医薬品の毒性(副作用)についてその種類や発現機序について説明できる。 2.生殖や発生に関わる毒性を発現する物質の種類や発現機序について説明できる。 3.肝臓に対する毒性を発現する物質の種類や発現機序について説明できる。 4.腎臓に対する毒性を発現する物質の種類や発現機序について説明できる。 5.呼吸器、循環器に対する毒性を発現する物質の種類や発現機序について説明できる。 6.呼吸器、循環器、消化器、感覚器、生殖器に対する毒性を発現する物質の種類や発現機序について説明できる。 7.神経、皮膚・粘膜、骨、血液、免疫、内分泌に対する毒性を発現する物質の種類や発現機序について説明できる。 8.動物に中毒を起こす物質についてその種類と中毒の発生メカニズムおよび毒性の発現機序について説明できる。 9.環境毒性学について概要を理解するのに加えて、大気圏、水圏、土壌圏、生物圏におけて毒性発現に関わる要因について説明できる。 10.環境毒性学の研究調査における問題点と適用範囲について概要を説明できる。 11.リスク分析についての概要、毒性学との関わりについて理解するとともに、実際にリスクがどのようにと扱われているかを説明できる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回毒性物質と毒性発現メカニズム5(医薬品の副作用1) (西村)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第2回毒性物質と毒性発現メカニズム6(医薬品の副作用2)(西村)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第3回機能毒性3(生殖発生毒性)(中川)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第4回臓器毒性1(肝毒性1)(中川)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第5回臓器毒性2(肝毒性2)(中川)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第6回臓器毒性3(腎毒性)(中川)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第7回臓器毒性4(呼吸器毒性・循環器毒性)(中川)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第8回臓器毒性5(消化器毒性皮膚・粘膜毒性、骨毒性、血液毒性、内分泌毒性)(中川)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第9回臓器毒性6(神経毒性、感覚器毒性、免疫毒性、生殖器毒性)(中川)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第10回動物の中毒 (西村)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第11回環境毒性1(大気圏、水圏、土壌圏)(西村)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第12回環境毒性2(生物圏)(西村)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第13回環境毒性3(環境毒性学における問題点)(西村)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第14回リスクアナリシス(西村)教科書の講義該当箇所を予習する。配付資料を基に講義内容を再確認する。
第15回総括(西村)配付資料を基に講義全体を再確認する。
成績評価方法
授業目標の1から11の達成度で成績評価を行う。合格(C以上)となるためには1から11の項目すべてにおいて基本的な事項を理解している必要がある。成績評価に占める割合は期末試験(90%),授業における積極性などの参加態度(10%)である。
履修上の注意
授業開始前日までに受講申請を終えておくこと。 本授業の内容は、授業担当者の実務経験を活用したものである。
教科書
獣医毒性学(日本比較薬理学・毒性学会編)

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参考文献
毒性学(朝倉書店),獣医毒性学(養賢堂),薬物代謝学(東京化学同人),医薬品トキシコロジー(南江堂),Casarett and Doull's toxicology : the basic science of poisons edited by Curtis D. Klaassen 6th ed. McGraw-Hill,[新版]トキシコロジー;日本トキシコロジー学会教育委員会編集【朝倉書店】
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Updated on 2024/2/27 6:49:50

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