2023年度/2B30197001 (府大)
【集中講義】植物バイオサイエンス卒業研究 <前期、後期>
卒業研究は応用生物科学科における学修の総仕上げとして応用生物科学の未解決課題の解決に取り組む科目である。まず,研究テーマの内容を理解するための文献調査と精読を行う。さらに,研究グループ内の輪読会,ジャーナルクラブ,内外の研究成果発表に参加し,実験研究を実施するために十分な知識を身につける。そして、科学的エビデンスに基づいた仮説を設定し、仮説検証のために合理的な実験計画を立てる。続いて、基礎的な実験技能を習得した上で実験を実施し、データを解析し論理的な考察を行う。これらのサイクルを繰り返した上で卒業論文をまとめ、口頭発表を行う。以上により、応用生命科学に関する研究を実施する実践的能力を習得する。
- 担当教員氏名
- 小泉 望、尾形 善之、青木 考、東條 元昭、太田 大策、簗瀬 雅則、岩田 雄二、手塚 孝弘、望月 知史、松村 篤、岡澤 敦司、横井 修司、高野 順平、深田 尚、古川 一、和田 光生、小川 拓水、稲田 のりこ、塩崎 修志、山口 夕、津島 綾子、佐々木 伸大、大江 真道
- 科目ナンバリング
- CAOAG4441-B5 (府大)
- 授業管轄部署
- 農学部
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 集中講義
- 配当年次
- 4年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 6単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 以下の能力を身につけることを到達目標とする。 1.研究テーマに関する文献の調査を自主的に行い文献の内容が理解ができる。 2.科学的エビデンスに基づいた仮説を設定し合理的な実験計画ができる。 3.基礎的な実験技能を身につけ自主的に実験を実施できる。 4.データを図や表などとして客観的に提示できる。 5.データをもとに論理的な考察ができる。 6.わかりやすいプレゼンテーションができる。 7.研究環境を共有するメンバーに対して必要な配慮ができる。
- 授業内容
- 自身の研究テーマに関する文献の調査を自主的に行い研究室のゼミナール等で発表する。先行研究を十分に調査した上で仮説を設定し、その検証のために必要な実験計画を立案する。実験計画を遂行するために必要な実験技能を修得し、能動的に実験を行う。その際、研究室のメンバーと協調して行動する。実験結果をもとにデータを図や表などとして客観的に作成し、論理的な考察をおこなう。実験結果、考察を分かり易くプレゼンテーションする。
- 事前・事後学習の内容
- 卒業研究において,授業時間を設定することはそぐわない。したがって時間外学習という概念はない。学習課題は,履修者が教員の指導のもとに臨機応変に設定する。学習課題と目標を自ら設定する能力は,卒業研究において習得すべき重要な能力の一つである。
- 成績評価方法
- 植物バイオサイエンス課程での共通の基準に基づき,公平・公正な成績評価を実施する。到達目標1(研究テーマに関する文献の自主的な調査と内容の理解ができる)、2(科学的エビデンスに基づいた仮説を設定し合理的な実験計画ができる)、3(基礎的な実験技能を身につけ自主的に実験を実施できる) 、7(研究環境を共有するメンバーに対して配慮ができる)の達成度は日々の実験・実習中に評価する。達成目標4(データの解析と客観的な提示ができる)、5(論理的な考察ができる)、6(わかりやすいプレゼンテーションができる)の達成度は研究グループにおけるゼミやレポート、卒業論文とその口頭発表および質疑によって評価する。研究室(各研究グループ)への出席、実験ノートの記述、定期的レポート提出、研究グループのゼミにおける出席と研究発表、卒業論文の提出と口頭発表会への参加は成績評価の前提となる。それぞれの目的を総合的に判断し、以下の基準で評価する。 A+ 与えられたテーマに関して文献調査等を通じて自主的に取り組み、十分な考察のもとに研究できる。研究室のメンバーに対しても十分な配慮ができる。論文紹介では内容を良く理解し、分かり易く説明し、質問に的確に答えることができる。 A 与えられたテーマに関して積極的に取り組み研究ができ、研究室のメンバーに対して配慮ができる。論文の内容を良く理解し、分かり易く説明できる。 B 与えられたテーマに関して取り組み研究ができる。論文の内容を理解し、説明できるがプレゼンテーション、質疑応答には努力が求められる C 与えられたテーマに関して最低限の取り組みができる。論文を紹介できるが、理解度が低くプレゼンテーション、質疑応答に努力が求められる。 D 実質的に卒業研究をほとんど行わない。ゼミを3分の1以上欠席する。卒業論文の発表を行わない。
- 履修上の注意
- 捏造、改ざん、盗用などの研究不正をおこなった場合は、単位を与えない。
- 教科書
- 卒業研究を進める中で,資料,情報,文献などを提示する。
- 参考文献
- 卒業研究を進める中で,資料,情報,文献などを提示する。
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- (関連科目)植物バイオサイエンス演習の履修を前提とする。植物バイオサイエンス演習で卒業研究テーマを設定し課程全体の発表会にて目標・背景・方法・予想される結果を発表し、研究を開始する。
Loading...
Updated on 2024/2/27 6:54:05