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2023年度/2B30261001 (府大)

【火2】電磁気学I <前期>

初年次の「物理学2」で学習した内容を踏まえ、電磁気学の基礎を学習します。静電場、導体、誘電体について学び、さらに定常電流、電流が作る磁場、磁性体について学びます。積分形および微分系の基本法則を扱い、各法則の物理学的意味とその相互関係を説き明かします。基本的な問題の解法を通して、電磁気学の理論を学びます。

担当教員氏名
細越 裕子
科目ナンバリング
CSPHY2403-J1 (府大)
授業管轄部署
理学部
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
カリキュラムにより異なります。 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
電磁気学の骨組みであるマクスウエルの方程式を理解するとともに、それに至る過程で現れる様々な基礎的概念の物理的意味を理解することを目標とする。静電場、静磁場に関する種々の現象を学び、電磁場の法則が導かれる過程を学生に理解させる。電荷・定常電流・静磁場の間の密接な関係を理解し、基本的現象がマクスウエルの方程式にまとめられることを理解する。色々な場合について電磁場を求められるようにする。
授業内容
(1)静電場、微分形のガウスの法則、1章§3 (2)静電ポテンシャル、1章§4 (3)静電場の基本法則、1章§5 (4)ポアッソンの方程式、1章§5 (5)導体、鏡像法1章§3、§5 (6)静電場のエネルギー、1章§6 (7)誘電体中の静電場、1章§7 (8)定常電流、2章 (9)電流と磁場、ビオ・サバールの法則、3章§1-§3 (10)ベクトルポテンシャル、3章§4 (11)定常電流間に作用する力、3章§5 (12)静磁場の基本法則、3章§6 (13)磁性体中の静磁場、3章§7
事前・事後学習の内容
「物理学2」で学んだことは各自復習をしておくこと。シラバスに沿って講義を進めるので、予習として教科書を読んでくること。講義の最後に小テストをします。講義のあとは、教科書の例題・問題を解き、復習を行うこと。
成績評価方法
成績は、授業目標の達成度で評価します。講義内容についての定期試験を行い、知識の習得の程度を判定します。これと併せて受講学生の授業態度等も一部参考にしながら、最終的な成績を評価します。電磁気学の基本的な概念をほぼ正確に理解できていると判断できる事が合格の最低限の基準です。
履修上の注意
受講者の理解を助けるために、授業内に簡単な課題を課すことがあります。
教科書
・砂川重信 著 「物理テキストシリーズ 電磁気学」 (岩波書店)

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参考文献
・  長岡洋介 著「物理入門コース3 電磁気学・-電場と磁場」「物理入門コース4 電磁気学・-変動する電磁場」(岩波書店) ・  金原寿郎 著 「基礎物理学選書12A,B 電磁気学(I)(II)」 (裳華房) ・  加藤正昭 著 「基礎物理学3 電磁気学」(東京大学出版会) ・  川村清 著「岩波基礎物理シリーズ 電磁気学」(岩波書店)
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
その他
(関連科目)物理学2、電磁気学2

Updated on 2024/2/27 6:25:25

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