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2023年度/2B30293001 (府大)

【火1】物理化学I <前期>

前半では、分析化学に関連する次の事項をとり扱う。 酸塩基平衡 錯生成平衡 後半では、反応速度論と気相反応のダイナミクスに関する次の事項をとり扱う。 反応速度の次数と速度式 複雑な反応の反応機構 反応速度の理論(気体運動論、衝突論)

担当教員氏名
牧野 泰士岩本 賢一
科目ナンバリング
CSCHE2503-J1 (府大)
授業管轄部署
理学部
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
2年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
前半: 濃度や活量などの基礎概念を説明できるようになる。 溶液内反応を定量的に扱うことができるようになる。 酸塩基平衡や錯生成平衡に関する基礎的な問題を解くことができるようになる。 後半: 化学反応の時間依存性を説明できるようになる。 反応速度定数を求める基礎的な問題を解くことができるようになる。 反応分子の衝突におけるミクロな過程を説明できるようになる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回溶液内化学平衡の基礎的概念(担当:牧野)教科書(A)第1,2章を予習
第2回酸塩基平衡1:弱酸と弱塩基(担当:牧野)教科書(A)第3章3.1~3.3 を予習
第3回酸塩基平衡2:塩の加水分解(担当:牧野)教科書(A)第3章3.4を予習
第4回酸塩基平衡3:多塩基酸と多酸塩基、緩衝液(担当:牧野)教科書(A)第3章3.5~3.7 を予習
第5回酸塩基平衡4:酸塩基滴定(担当:牧野)教科書(A)第3章3.8を予習
第6回錯生成平衡1:錯生成定数(担当:牧野)教科書(A)第4章4.1~4.4 を予習
第7回錯生成平衡2:キレート滴定(担当:牧野)教科書(A)第4章4.5~4.6 を予習
第8回総合演習(担当:牧野)第1回~第7回の内容を復習しておくこと
第9回気体運動論、マクスウェル-ボルツマン分布(担当:岩本)教科書(B)33章 33.1~33.4を予習
第10回気体の衝突、流出、平均自由行程(担当:岩本)教科書(B)33章 33.5~33.7を予習
第11回反応速度論(担当:岩本)教科書(B)35章 35.1~35.6を予習
第12回逐次1次反応、可逆反応と平衡(担当:岩本)教科書(B)35章 35.7~35.12を予習
第13回活性錯合体、拡散律速反応(担当:岩本)教科書(B)35章 35.13~35.15を予習
第14回複雑な反応機構(担当:岩本)教科書(B)36章 36.1~36.4を予習
第15回ラジカル連鎖反応(担当:岩本)教科書(B) 36章 36.5~36.6を予習
第16回期末試験(担当:岩本)第9回~第15回の内容を復習しておくこと
事前・事後学習の内容
授業内容の理解には予習と復習が不可欠です。シラバスには各回の授業内容に対応する教科書の該当ページを記載してあるので、予習として教科書の該当部分を読んでおくこと。また、復習として授業で学んだ部分の教科書や資料・ノートなどを読み返して、内容をしっかり理解するよう努めること。
成績評価方法
各回の小テストおよび課題(40%)と、試験および総合レポート(60%)により、牧野担当分(50点)と岩本担当分(50点)の合算で成績評価を行う。その際、授業目標の到達度で成績評価を行う。C(合格)となるためには、実施される授業内容に関連する基礎問題が解けることが必要である。但し、状況を見て、他の方法で行う場合もある。
履修上の注意
2023年度は、まだ物理化学Iの単位修得が済んでいない理学類分子科学課程の学生のみを対象として開講する。 授業の進行方法は、状況を見て変更する場合もある。 複雑な計算を行うので、関数電卓を毎回持参すること。 本授業の内容は、授業担当者の実務経験を活用したものである。
教科書
(A)姫野貞之・市村彰男「分析化学」第2版(化学同人) (B)エンゲル・リード「物理化学」下 稲葉章訳(東京化学同人)

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参考文献
溶液化学、電気化学に関して、 バーロー「物理化学6版(上)」(東京化学同人)
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
その他
(関連科目)化学熱力学、量子化学

Updated on 2024/2/27 6:25:26

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