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2023年度/2B30325001 (府大)

【水2】生物物理化学 <後期>

第1回~第7回、第9回~第14回については、それぞれに掲げているテーマの ①定義や基本原理を理解し、 ②その基本原理でもって実際の生命現象を説明できるかどうかを検証し、 ③学習した原理を用いて生体反応を解析する能力を身につける ことを目標とする。 第8回と第15回については、これまで学習した内容を有機的に関連付けて理解し活用できる能力があるかどうかを問うものである。

担当教員氏名
恩田 真紀
科目ナンバリング
CSBIO3608-J1 (府大)
授業管轄部署
理学部
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
3年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
生体反応を、エネルギーや速度論的視点で捉え、数式を使って解析する能力は、複雑な生命現象を正確に理解する上で極めて重要である。本講義では、まず、化学平衡論と反応速度論の基礎を学び、これらを使って様々な生体反応を物理化学的手法で解析する能力を習得することを目標とする。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回ガイダンス:生命現象を物理化学的手法で解析することの意義 酸と塩基1:酸と塩基の定義、性質、解離関数電卓または関数電卓アプリを準備し、使いこなせるようにしておくこと。
第2回酸と塩基2:解離定数、緩衝液授業の冒頭で前回の小テストの答え合わせと解説を行うので、前回の授業で実施した授業ノートを見て復習しておくこと。また演習問題のプリントの課題を完成させておくこと。
第3回酸と塩基3:アミノ酸の解離と滴定授業の冒頭で前回の小テストの答え合わせと解説を行うので、前回の授業で実施した授業ノートを見て復習しておくこと。また演習問題のプリントの課題を完成させておくこと。
第4回血液のpH維持と酸素・二酸化炭素の輸送授業の冒頭で前回の小テストの答え合わせと解説を行うので、前回の授業で実施した授業ノートを見て復習しておくこと。また演習問題のプリントの課題を完成させておくこと。
第5回リガンドの結合と協同現象1:協同性の解析手法授業の冒頭で前回の小テストの答え合わせと解説を行うので、前回の授業で実施した授業ノートを見て復習しておくこと。また演習問題のプリントの課題を完成させておくこと。
第6回リガンドの結合と協同現象2:ScatchardプロットとHillプロット授業の冒頭で前回の小テストの答え合わせと解説を行うので、前回の授業で実施した授業ノートを見て復習しておくこと。また演習問題のプリントの課題を完成させておくこと。
第7回平衡定数と自由エネルギー授業の冒頭で前回の小テストの答え合わせと解説を行うので、前回の授業で実施した授業ノートを見て復習しておくこと。また演習問題のプリントの課題を完成させておくこと。
第8回中間テスト第1回~第7回の講義中に実施した演習問題および小テストの内容を十分に理解し、解答できるようにしておくこと。
第9回反応速度論1:反応速度式と反応次数、零次反応授業の冒頭で中間テストの答え合わせと解説を行うので、試験問題に目を通しておくこと。
第10回反応速度論2:一次反応授業の冒頭で前回の小テストの答え合わせと解説を行うので、前回の授業で実施した授業ノートを見て復習しておくこと。また演習問題のプリントの課題を完成させておくこと。
第11回反応速度論3:二次反応授業の冒頭で前回の小テストの答え合わせと解説を行うので、前回の授業で実施した授業ノートを見て復習しておくこと。また演習問題のプリントの課題を完成させておくこと。
第12回反応速度論4:逐次反応、分岐反応、可逆反応授業の冒頭で前回の小テストの答え合わせと解説を行うので、前回の授業で実施した授業ノートを見て復習しておくこと。また演習問題のプリントの課題を完成させておくこと。
第13回アレニウスの式とパラメーターの解釈授業の冒頭で前回の小テストの答え合わせと解説を行うので、前回の授業で実施した授業ノートを見て復習しておくこと。また演習問題のプリントの課題を完成させておくこと。
第14回生命現象の速度論的解析の例授業の冒頭で前回の小テストの答え合わせと解説を行うので、前回の授業で実施した授業ノートを見て復習しておくこと。また演習問題のプリントの課題を完成させておくこと。。
第15回期末テスト第9回~第14回の講義中に実施した演習問題および小テストの内容を十分に理解し、解答できるようにしておくこと。。
事前・事後学習の内容
授業中に配布した資料プリント、授業の最後に実施する小テストを活用して十分に復習すること。 講義では毎回、演習問題のプリントを1~2枚配布するので、次回の講義までにすべての問題を解答しておくこと。
成績評価方法
平常点(6.5%)、小テスト(58.5%)、中間テスト(18%)、期末テスト(17%)で評価し、合計60%以上獲得した場合を合格とする。中間・期末試験は原則、対面で実施する。但し、感染症拡大等の状況に応じ、オンラインで実施する場合もある。小テストは各講義内容の理解度を確認するものであり、中間・期末テストは当該授業範囲の内容を有機的に関連付けて理解し活用できる能力を問うものである。合格点を得るためには、少なくとも各講義の基本事項を理解し(小テストの70%相当)、その基本事項を使って比較的単純な生体反応を物理化学的手法で解析できる能力を身につけること(中間・期末テストの50%相当)が必要である。
履修上の注意
講義には関数電卓または関数電卓アプリが使える端末を持参すること。 止むを得ない事情で講義を欠席した場合、小テストの追試を受けることが出来る。ただし、追試が受けられる回数は5回までとする。
教科書
なし(授業中にプリントを配布する)

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参考文献
「生命科学系のための物理化学」 R. Chang 著(東京化学同人) 「ライフサイエンス系の基礎物理化学」早川 勝光ら 著(三共出版)
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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その他
(関連科目)生化学I, 基礎物理化学, 構造生物学

Updated on 2024/2/27 6:31:28

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