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2023年度/3C02075100 (市大)

【火3】情報ネットワーク経営論 <後期>

科目の主題: 情報ネットワークには様々な視点がある。コンピュータが無い時代や通信⼿段を⾃由に利⽤できない時代には、企業などの組織では、組織の構造そのものが情報ネットワークであった。コンピュータや情報通信⼿段が多様になり、また安価かつ容易に利⽤できるようになると、情報ネットワークもまた多様かつ容易に構成できるようになった。それを合理的、効率的にマネジメントして組織や社会を活性化させるには、様々なネットワークの特徴や課題を理解しておく必要がある。本講ではそれらについて総合的に考察する。 講義概要: コンピュータベースの情報ネットワークを巧みに活⽤して経営を⾏う上での、最低限知っておくべき情報技術、ネットワーク分析のための基礎理論(グラフ理論)、情報ネットワークの技術的特性によって引き起こされる社会現象(SNSによるエコーチェンバーなど)、情報ネットワークの活⽤による経営コンセプト(SCM, DX)、特に近年のイノベーションの遂⾏に向けた情報ネットワーク活⽤コンセプトなどについて講義します。この分野は、⽇々進化、発展しています。この本を読めば全てわかるというものがありません。技術、理論、経営コンセプトの展開、普及は、インターネットなどのネットワーク上で⾏われます。それらを理解する上での最低限の基礎知識を⾝につけることが本講義の⽬的です。 【本講義は、2~3回のゲストスピーカー(OB or OG)による特別講義を含みます】

担当教員氏名
太田 雅晴
科目ナンバリング
CAINF3306 (市大)
授業管轄部署
商学部
授業形態
講義
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
学年指定なし (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
1.情報ネットワークが企業経営や社会運営において果たしている役割を理解する。 2.情報ネットワークを考える上での理論について、その概要を把握する。 3.情報ネットワークの技術基盤の概要を把握するとともに、技術的課題がもたらす情報ネットワークの運営制約を理解する。 4.近年の物流、商流、お⾦、コミュニケーションに関わる情報ネットワークの概要を把握する。 5.情報ネットワークの運営を阻害する要因や、それを利⽤する上での約束事について⾃ら考察できるようになる。 6.今後の情報ネットワークがどのように進展するのか、特にイノベーションの遂⾏においてそれをどのように利⽤したらよいかを検討できるようになる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回講義概要事前学習:全体に関わって自らがどこに関心を持つかを把握する 事後学習:講義全体で、特に中心に扱って欲しい内容を教員に提示する
第2回情報ネットワークを構成する技術1(LAN, WAN, 通信プロトコルなど)事前学習:関係する教科書の箇所を読み、不明な点を明らかにする 事後学習:講義で学習した内容をさらに深めるため、webなどで調べる
第3回情報ネットワークを構成する技術2(インターネット、HTML5など)事前学習:関係する教科書の箇所を読み、不明な点を明らかにする 事後学習:講義で学習した内容をさらに深めるため、webなどで調べる
第4回情報ネットワークを構成する技術3(暗号化、IPアドレス不⾜への対処、モバイルネットワーク5G, 6Gなど)事前学習:関係する教科書の箇所を読み、不明な点を明らかにする 事後学習:講義で学習した内容をさらに深めるため、webなどで調べる
第5回情報ネットワークを分析する理論1(グラフ理論の概要、グラフの定量的評価)事前学習:資料を予め配布しますので、それを基に予習してください。 事後学習:講義を理解できたかどうか、つまり学習内容を基に世の中の情報ネットワークを分析できるかどうかを確認してください。
第6回情報ネットワークを分析する理論2(様々なグラフ、閥)事前学習:資料を予め配布しますので、それを基に予習してください。 事後学習:講義を理解できたかどうか、つまり学習内容を基に世の中の情報ネットワークを分析できるかどうかを確認してください。
第7回情報ネットワークを分析する理論3(グラフにおける連結の分類、グラフ内の各点の属性)事前学習:資料を予め配布しますので、それを基に予習してください。 事後学習:講義を理解できたかどうか、つまり学習内容を基に世の中の情報ネットワークを分析できるかどうかを確認してください。
第8回情報ネットワークに関わるインフラ技術とその経営主体事前学習:関係する教科書の箇所を読み、不明な点を明らかにする 事後学習:講義で学習した内容をさらに深めるため、webなどで調べる
第9回情報ネットワークがもたらす様々な社会現象とその経営への影響事前学習:関係する教科書の箇所を読み、不明な点を明らかにする 事後学習:講義で学習した内容をさらに深めるため、webなどで調べる
第10回ロジスティックスに関わる情報ネットワーク(サプライチェーンマネジメント:SCM)事前学習:関係する教科書の箇所を読み、不明な点を明らかにする 事後学習:講義で学習した内容をさらに深めるため、webなどで調べる
第11回デジタルトランスフォーメーション(DX)とグローバルサプライチェーン (GSC)事前学習:関係する教科書の箇所を読み、不明な点を明らかにする 事後学習:講義で学習した内容をさらに深めるため、webなどで調べる
第12回GSCによるグローバルイノベーション事前学習:関係する教科書の箇所を読み、不明な点を明らかにする 事後学習:講義で学習した内容をさらに深めるため、webなどで調べる
第13回イノベーションを誘導する情報ネットワーク1事前学習:関係する教科書の箇所を読み、不明な点を明らかにする 事後学習:講義で学習した内容をさらに深めるため、webなどで調べる
第14回イノベーションを誘導する情報ネットワーク2事前学習:関係する教科書の箇所を読み、不明な点を明らかにする 事後学習:講義で学習した内容をさらに深めるため、webなどで調べる
第15回講義期間中であるが、試験を行う
成績評価方法
(1) 到達目標の達成度について評価を行います。 (2) 評価方法: 試験:70%、ゲストスピーカ講義時の課題:30% 試験は、教科書のみ持ち込み可能です。紙片の挟み込みは禁止です。 講義中に課題を課す場合があり、それも評価の対象とします。 (3) 合格(C以上)のための最低基準 社会および組織の情報ネットワークを客観的に分析して何かしらの示唆を他の人に提示できる
履修上の注意
ゲストスピーカ講義では、課題を課しますので、それを必ず提出してください。
教科書
太田雅晴著『複眼マネジメントのすすめ』日科技連出版社 教科書に書かれていない内容については、資料を配信します

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参考文献
書籍、論文、Web情報など必要に応じて講義中に指示します。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2024/2/27 6:28:27

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