2023年度/3C04720300 (市大)
【月4】地域マーケティング論 <前期>
地域マーケティングの目的は、地域政策に営利組織のマーケティング手法を適用し、地域住民の満足度を高めながら、地域経営を効果的効率的に行うことにある。本講義では、まず地域マーケティングを理解するために必要な基本的知識を提示し、その後、ブランディング手法を用いた地域価値の向上方法、地域ブランド資源の発掘方法および地域ブランドのマネジメント方法等に関して、事例を交えて議論する。
- 担当教員氏名
- 小林 哲
- 科目ナンバリング
- CARET3304 (市大)
- 授業管轄部署
- 商学部
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 地域マーケティングの基礎となるマーケティングの基本的考え方やマーケティングを地域政策に活用する意義、そして、地域マーケティングの今日的手法である地域ブランディングに関して、理論的考察および事例分析を通して理解することができる。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- ・事前学習は特に求めないが、テーマに関して関心を持ち、問題意識を持って受講することが望ましい。 ・なお、講義の理解を深める上で、毎回の授業の復習(事後学習)を十分に行うことが効果的である。 ・また、地域マーケティングの現状に関して、自ら調査し情報を得ることが、授業の理解を深める上で有効だと思われる。
- 成績評価方法
- ・到達目標の達成度について期末および中間レポートにより評価する。 ・配点は期末レポート70点、中間レポート30点 ・合格のための最低基準は、地域マーケティングの現状および理論に関して一定の理解を得ていること。 ・なお、授業内容の理解は当然だが、それを踏まえた自由な発想や論理展開も評価する。
- 履修上の注意
- 消費者とのインタラクションを扱うマーケティングは、企業活動の中でも学生にとって理解しやすい学問のひとつである。その意味で、自らの経験や関心と関連づけて学ぶと理解が深まる。
- 教科書
- ・小林哲『地域ブランディングの論理-食文化資源を活用した地域多様性の創出』有斐閣, 2016年*教科書の位置付けに関しては、1回目の授業で説明する。
- 参考文献
- ・和田充夫他著『地域ブランド・マネジメント』有斐閣, 2009年 ・若林宏保他著『プレイス・ブランディング』有斐閣, 2018年 ・沼上幹『わかりやすいマーケティング戦略[新版]』有斐閣,2008年
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 地域マーケティングの課題-本講義の目的- |
第2回 | 地域マーケティングを理解するための基礎知識①-マーケティング- |
第3回 | 地域マーケティングを理解するための基礎知識②-ブランドとは- |
第4回 | 地域マーケティングを理解するための基礎知識③-ブランド・マネジメント- |
第5回 | 地域経営の現状と課題 |
第6回 | 地域マーケティング研究の変遷 |
第7回 | 地域ブランドの付与条件 |
第8回 | 地域ブランドの製品選択 |
第9回 | 地域ブランドの市場選択 |
第10回 | 地域ブランドのダイナミズム |
第11回 | 地域ブランド資源の発掘 |
第12回 | 地域ブランドのマネジメント |
第13回 | 地域ブランドの持続的発展 |
第14回 | 広域地域のブランド・マネジメント |
第15回 | 地域ブランドの競争と共創 |
Loading...
Updated on 2024/2/27 6:22:24