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2023年度/3HM3054002 (市大)

【月6】社会保障特論 (b) <後期>

この授業の目的は、年金や生活保護、医療、介護などの社会保障をめぐる今日的課題について、実際に誰が何をどのような背景や経緯、利害、手続きで動かしているかという政治や経済との関わりで、言い換えれば政治経済学的な視点や枠組みで捉える能力を養うことである。そのために、受講者による報告とディスカッションを通じて、社会保障の制度、政策過程に関する理解を深めるとともに、現代の社会保障の実際を動的、歴史的に捉え、制度や行財政をめぐる諸課題について検討を行う。

担当教員氏名
垣田 裕介
科目ナンバリング
HFSWG6523 (市大)
授業管轄部署
生活科学研究科
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
1年 (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
社会保障の制度や今日的な改革動向について、政治経済学的な視点や枠組みを用いて理解し、今後のあり方に関する具体的な議論ができることを目指す。
授業内容
第1回 序論:社会保障研究の視角と課題 第2回 社会保障研究のフィールド①:社会保障改革のトピック、誤解 第3回 社会保障研究のフィールド②:社会保障改革をめぐる今日的な論点 第4回 社会保障研究のフィールド③:社会保障の行財政、政策過程 第5回 社会保障研究のフィールド④:社会保障研究と社会調査 第6回 社会保障を政治経済学的に捉える視点①:社会保障という再分配政策 第7回 社会保障を政治経済学的に捉える視点②:福祉供給主体――家族、市場、福祉国家 第8回 社会保障を政治経済学的に捉える視点③:社会保障と政治、力関係、利害調整 第9回 社会保障を政治経済学的に捉える視点④:社会保障の予算編成 第 10回 社会保障の動向と論点①:医療、介護、地域包括ケア 第 11回 社会保障の動向と論点②:年金改革の理解と誤解 第 12回 社会保障の動向と論点③:生活保護改革と最低所得保障 第 13回 社会保障の動向と論点④:社会保障における社会サービス――生活困窮者支援 第 14回 社会保障の動向と論点⑤:日本の社会保障のこれから――持続可能性を考える 第 15回 総括と展望:社会保障研究の今日的課題と論点 第 16回 レポート提出
事前・事後学習の内容
前回の内容について復習し、各回に配布した資料で次回の内容に関する箇所を読んでおくこと。
成績評価方法
授業の到達目標の達成度について成績評価を行う。成績評価の方法として、授業での発表やディスカッションなどの参加度を 50%、レポートを 50%の割合で評価する。単位修得のためには、生活困窮や福祉をめぐる社会政策研究の視角の意義、社会政策研究の今日的課題について具体的に説明できることが求められる。
履修上の注意
特になし。
教科書
教科書は特に用いず、授業時間中に資料を配布する。

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参考文献
授業中に指示する。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2024/2/27 6:22:40

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