2023年度/3T13215001 (市大)
【集中講義】論理設計 <後期>
ダイオード,トランジスタから始めて論理ゲート回路(TTLの回路)の動作を解説し,実践的な論理設計と装置化の手法について述べ,論理回路の理解を深める。ワンチップマイコンについても理解を深める。
- 担当教員氏名
- 辻岡 哲夫
- 科目ナンバリング
- TNA203204 (市大)
- 授業管轄部署
- 工学部
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 集中講義
- 配当年次
- 2年 (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- ディジタル論理回路の理解と,これらを組み合わせて電子計算機を構成するための基本的な論理設計法を修得する。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 授業までに各回路素子の特性を理解しておくこと。各授業の前後にそれぞれ2時間程度の予習・復習を行うことが望ましい。
- 成績評価方法
- 試験(40点)・課題製作(60点)の合計点で評価し,60点以上を合格とする。
- 履修上の注意
- 電気情報工学実験Bと同時履修すること。
- 教科書
- プリントや電子ファイルを配布する。
- 参考文献
- 本多,猪飼『ディジタルシステムの設計』(CQ出版)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 電子回路に関する基礎知識,電子回路素子(部品)に関する基礎知識 |
第2回 | ダイオードとトランジスタの特性 |
第3回 | TTL(AND,OR,NOT,NAND,NOR),半加算器,全加算器,NANDによる設計法 |
第4回 | TTLの内部等価回路,ノイズマージン,ファンアウト,伝搬遅延,オープンコレクタ,ワイヤードOR |
第5回 | ブール代数,ブール関数の簡単化 |
第6回 | 遅延回路,リセット回路,発振回路 |
第7回 | タイミングチャート,フリップフロップ,クロック |
第8回 | カウンタ,分周器の設計,N進符号とその表現法 |
第9回 | エンコーダ,デコーダ,シリアルパラレル変換 |
第10回 | マイクロプロセッサ,メモリ,I/O,通信,マイクロプロセッサによる電子計算機の実現 |
第11回 | LED回路,スイッチ入力回路,ダイナミック表示,A/D変換回路,パルス幅変調回路,モータドライバ回路,省電力化 |
第12回 | 課題製作に関する講義(1)回路設計法 |
第13回 | 課題製作に関する講義(2)電子回路製作の実際 |
第14回 | 課題製作に関する講義(3)ワンチップマイコンによる制御 |
第15回 | 製作した課題についてのプレゼンテーション |
第16回 | 試験 |
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Updated on 2024/2/27 6:58:57