2023年度/3T14280001 (市大)
【集中講義】有機化学Ⅳ <前期>
現代の化学工業を理解するにあたり,炭素原子を中心とする有機分子の化学は重要な基礎知識の一つである。「有機化学Ⅳ」ではカルボニル化合物(カルボニル基)の反応について学ぶ。
- 担当教員氏名
- 田村 正純
- 科目ナンバリング
- TPOC42201 (市大)
- 授業管轄部署
- 工学部
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 集中講義
- 配当年次
- 2年 (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- エノラートイオンの反応を理解し,有機分子の構造と反応について電子論的立場から説明することができる。また,官能基の性質と反応機構について説明することができる。合わせて,カルボニル化合物の反応を中心とした有機合成の考え方を説明することができる。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 履修内容の理解度を確かめ,問題解決の能力を養うため,課題の提出を求める。
- 成績評価方法
- 到達目標の達成度について次のように評価を行う。課題など (20% )および試験 (80% )を基に評価する。総合得点 60%以上を合格最低基準とする。
- 履修上の注意
- プリントを配布するので,予習・復習を必ず行って下さい。
- 教科書
- ボルハルト・ショアー『現代有機化学』(下)第8版(化学同人)
- 参考文献
- プリントを配布する。
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 |
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第1回 | カルボニル化合物の反応のまとめ |
第2回 | アミンの性質と反応 |
第3回 | ハロゲンおよびハロゲン化アルキルとエノラートイオンの反応 |
第4回 | アルデヒドおよびケトンとエノラートイオンの反応 |
第5回 | α,β-不飽和カルボニル化合物とエノラートイオンの反応 |
第6回 | エステルとエノラートイオンの反応 |
第7回 | エノラートイオン等価体としてのβ-ジカルボニル化合物およびエナミン |
第8回 | これまでのまとめと試験 |
第9回 | 逆合成解析 |
第10回 | 単一の官能基の切断 |
第11回 | 2つの官能基の切断 |
第12回 | 官能基変換 |
第13回 | 逆合成の演習(1) |
第14回 | 逆合成の演習(2) |
第15回 | 有機化学のまとめ |
第16回 | 定期試験 |
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Updated on 2024/2/27 6:59:03