2024年度/1AAB050001 (公大) / (府大) / (府大)
【火3】日本の歴史環境 <前期>
日本史研究の現状を踏まえ、今を生きるために歴史とどのように向き合うかを考えるための素材を日本史に求め、問題をえぐりだして国家・社会・文化・思想などさまざまな領域の論点を包括的に捉える。とくに、日本史を知るうえで重要な「天皇」を中心に論じる。配布するプリントと資料にもとづいて講義形式で行なう。
- 担当教員氏名
- 住友 陽文
- 科目ナンバリング
- AABHIS22040-J1 (公大) / AEPHS2421-J1 (府大) / DWHIS2230-J1 (府大)
- 授業管轄部署
- 現代システム科学域
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 2年 (公大) / 2年 (府大) / カリキュラムにより異なります。 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (府大) / 2単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 日本の歴史を素材にして、現代日本で惹起している国家的・社会的・思想的諸問題の歴史的環境とその淵源を探り、現在を生きるわたしたちが未来に向けてどのような時代を構築していくかを考えるための知識と理論を養えるようになる。実践的に社会を構築していくべき市民が持つ歴史認識がテーマである。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 講義を聴いたうえで疑問を持つようにしてもらいたい。そして質問を考えるようにしてほしい。そのために講義内容を自分なりに反復し、必要があれば本を何冊か読んで自習すること。
- 成績評価方法
- ○上記の授業目標にあるように、現代日本で惹起している国家的・社会的・思想的諸問題についての正確な知識を踏まえながら、その歴史的淵源について基本的な説明ができることが単位取得のための条件である。 ○試験により行う。講義の内容を踏まえていること、歴史的にモノを考えようとして、事実を踏まえて論理的に説明できていることなどを基準に評価する。 ○授業への取り組み方なども加味する。適宜、講義への意見・感想・質問などを聞くことにする。 ○試験にはノート・配布プリント・参考書等の持ち込みを許可するが、参考書の丸映しやネットで検索した「模範解答」の丸映しは採点しない。
- 履修上の注意
- (関連科目)個人創造の思想史 (備考)
- 教科書
- 特になし
- 参考文献
- 網野善彦『日本社会の歴史』上・中・下(岩波新書 1997 年)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | イントロ |
第2回 | はじめに―問われる歴史― |
第3回 | 日本史のなかの天皇 |
第4回 | 古代の天皇 |
第5回 | 中世的世界の形成 |
第6回 | 中世の天皇観 |
第7回 | 日本的社会の形成と天皇 |
第8回 | 日本近世の天皇観 |
第9回 | 大政委任論 |
第10回 | 王政復古 |
第11回 | 内乱と国家形成 |
第12回 | 明治憲法の制定 |
第13回 | 大衆社会とデモクラシー |
第14回 | 総力戦体制と天皇 |
第15回 | 戦後民主主義と象徴天皇―まとめにかえて― |
第16回 | 期末試験 |
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Updated on 2025/4/5 6:22:33