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2024年度/1AAB070001 (公大) / (府大) / (府大)

【水1】自然地理学 <後期>

自然地理学は地理学の一分野であり,自然科学に属する学問でもあります。本授業では,自然地理学の視点に立って地表付近で展開する自然現象を理解し,自然現象と人間活動との関わり,ならびに災害への対応を考えていきます。

担当教員氏名
小倉 博之
科目ナンバリング
AABGEO22060-J1 (公大) / AESSP2331-J1 (府大) / DWGEO2237-J1 (府大)
授業管轄部署
現代システム科学域
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
2年 (公大) / 2年 (府大) / 2年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
地表空間で展開する自然現象の科学的理解を第一目標とし,知識習得のみにとどまらず,自然現象を適切にとらえ,さらに現象に関する理論構築と法則追究ができるようになる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回自然地理学とは
事後学習(復習)については,授業で説明された概念ならびに使われた用語について,次回までに意味・内容を理解しておくことが求められます。
事前学習については,授業内で指示します。
第2回自然地理学の歩み
同上
第3回自然現象のとらえ方
同上
第4回自然現象の観察から理論の構築へ -- 地形発達の概念
同上
第5回地形をつくる作用 -- 地形形成営力
同上
第6回地球史の時間目盛り -- 地質時代区分と年代
同上
第7回新生代第四紀 -- 「最近」の地球環境の変遷
同上
第8回平野の種類とその分布 -- 侵食・堆積地形
同上
第9回日本の地質と地形 -- 沖積平野の形成過程
同上
第10回地震の発生源
同上
第11回地震の発生源
同上
第12回内陸地震と活断層 -- 変動地形
同上
第13回活断層地形 -- 地殻変動の表出
同上
第14回活断層の調査方法と情報
同上
第15回自然地理学と防災
同上
授業内容
各回の授業内容は上述のとおりです。
授業の全体像としては,まず教授者によって自然地理学の観点を解説し,そこから受講者が自然現象を理解するための方法や思考,災害への対応を考えていく力を養うために,小試験・小レポートなどを課して議論を深めていく内容とします。
事前・事後学習の内容
事前学習として,自然や災害に関する情報に関心を持ち,自然現象の全体像を把握しておくことが求められます。詳細は授業で説明します。さらに,各回の授業で取りあげた専門的用語や概念は,次回までに理解しておかなければなりません。これらのために,毎回2時間程度の予復習が必要となります。
成績評価方法
地表空間で展開する自然現象の科学的理解をし,自然現象を適切にとらえ,現象に関する理論構築と法則追究ができるようになっているかどうかを評価の対象とします。
合計で60点以上を合格とします。
最終評価は,授業中に数回実施する小テスト・小レポートの評価点と最終試験の点数を総合して絶対評価でおこないます。配点比率は前者が30%,後者(最終試験)を70%とします。
履修上の注意
本授業では毎回多くの図・表が提示され,内容は回を追って深化していくので,欠席すると理解が困難になります。受講者自らが「体系的なノート」を作成して,解説内容・配付資料・板書を有機的に関連づけ,系統的な授業内容が理解できるよう心掛ることが必要です。
配付資料は講義のほか,授業内の小試験でも使用します。過去に配付したものも毎回持参してください。
教科書
教科書は指定せず,配付プリントを使用します。

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参考文献
おもな参考図書は次のとおりです。その他は授業内で紹介します。
太田陽子ほか編「日本の地形6 近畿・中国・四国」東京大学出版会(他に本シリーズ各巻). 貝塚爽平ほか編「写真と図でみる地形学」東京大学出版会. 貝塚爽平「平野と海岸を読む(自然景観の読み方5)」岩波書店.
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/4/5 6:28:48

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