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2024年度/1ABXX86010 (公大) / (市大)

【金4】博物館展示論 <後期>

さまざまな博物館・美術館での展示の実例を学ぶ。資料毎の特性に基づいた展示・解説手法を学ぶ。 展覧会の企画から実施までを実例に即して紹介する。 展示手法や技術について紹介する。 第7回の現地見学は、講義の時間とは別枠で、指定する土曜日に見学・受講する。第11回の現地見学は講義時間内に実施予定。いずれも、出席できない場合の代償措置あり(詳細別途連絡) 。

担当教員氏名
佐久間 大輔
科目ナンバリング
ABXCUM34006-J1 (公大) / MULEC1106 (市大)
授業管轄部署
文学部
授業形態
講義
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
2年 (公大) / 学年指定なし (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
博物館の展示について、歴史・美術・自然史など幅広い分野の実践例を通じて、理論や具体的技術・手法を学び、博物館の展示機能に関する基礎的能力を養い、あわせて特別展(企画展)等の企画から実施までの具体的手続きを理解し、要点となる基本的内容を説明できるようになる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回第1回 10月4日講義(市大  菅原)イントロダクション 展示とは この講義の概要についてのべるキャンパスメンバーズ制度 https://ocm.osaka/education/351/
第2回第2回 10月11日講義(科学館:石坂 )科学の展示手法と来館者コミュニケーション 科学館での展示は「モノ」の展示でとどまらず、現象などの「コト」を展示する必要がある。これをどう魅せ、伝えるのか。大阪市立科学館 https://www.sci-museum.jp/
第3回第3回 10月18日講義(歴博 飯田) 講義内容 歴史展示に関する諸問題 歴史叙述一般と異なる歴史展示の特徴と限界について説明した上で、大阪歴史博物館での展示を紹介しながら、展示や解説活動をするにあたって、どのような課題があるのかということについて解説する。 大阪歴史博物館 https://www.osakamushis.jp/
第4回第4回 10月25日講義(歴博 杉本) 講義内容
土器や石器、木製品などの考古資料の展示や、遺跡の保存と公開について、実例 をもとに解説し、課題について考える。とりわけ難波宮の遺構の保存と活用につ いて、様々な取り組みや豊富な実例を紹介する。
大阪歴史博物館 https://www.osakamushis.jp/ 大阪市文化財協会 https://www.occpa.or.jp/
第5回第5回 11月1日講義(歴博:阿部)建築と展示 講義内容 大阪歴史博物館がこれまでに収集してきた建築資料を中心に、展示構成と資料を見せる工夫、伝える工夫を過去の展示事例から解説する。また歴史的建造物を活用した施設やユニークな設計事例など多彩な博物館建築を紹介する。大阪歴史博物館 https://www.osakamushis.jp/
第6回第6回 11月9日 午前 講義と見学(東洋陶磁: 小林) 講義内容 東洋陶磁美術館の展示 美術館での展示や美術資料の展示の実践と課題について、東洋陶磁美術館の展示を中心に、国内外の美術館等の例なども併せて紹介する。 陶磁作品の展示において世界的に評価の高い東洋陶磁美術館の展示の基本理念や実践について学ぶことで、美術館展示の基本知識と考え方を理解することができるようになる。 当日参加が難しい場合は自主見学とレポートを11月30日までにMoodleに提出することで出席に代える。 ※11月8日の大学講義室での授業はありません。大阪市立東洋陶磁美術館 http://www.moco.or.jp/
第7回第7回 11月9日(土曜日)午後 大阪市立科学館での講義(科学館: 渡部) 講義内容 天文現象の博物館での展開
手に取れないという特性を持つ 天文の自然現象をどう博物館の活動(展示をふくむ) で対応するか。シミュレーターを演示するプラネタリウムや、 模型や映像、各種の観測・観察といった科学館での取り組みを紹介する。 
さらに、天体観察を行う社会教育施設である「公開天文台」の存在にもふれる。
当日参加が難しい場合は第8回の自主見学と資料を読んでのレポートを11月30日までにMoodleに提出することで出席に代える。
大阪市立科学館 https://www.sci-museum.jp/
第8回第8回 大阪市立科学館の見学 同じく11月9日、講義後に実施 当日に参加できない方はMoodleに公開される第7回の講義資料を参照の上、都合のつく日程で大阪市立科学館の展示見学を行い、11月30日までにレポートをMoodleで提出すること。その際、第1回、第7回の授業を参考にしてレポートを記述すること。大阪市立科学館 https://www.sci-museum.jp/
第9回第9回 11月22日講義(自然史: 中条) 講義内容 特別展の企画と運営 博物館が実施する「特別展」とは、どのような意義を持って行われるのか、その企画や実際の運営とその手順について講義する。また、大阪市立自然史博物館で過去に実施された特別展を例に、企画立案・準備段階・当日の運営について具体的に紹介する。 大阪市立自然史博物館 https://www.omnh.jp/
第10回第10回 11月29日見学(自然史: 和田)自然史博物館の展示〈現地見学と講義〉 杉本町キャンパスから約20分、大阪市立自然史博物館の展示を授業時間内に見学する。 レポートの提出は1月10日までにMoodleで行う大阪市立自然史博物館 https://www.omnh.jp/
第11回第11回 12月6日講義(美術館: 菊地) 美術系展覧会の企画・運営 大阪市立美術館における近年の事例、および運営母体の異なる各館の事例を紹介しながら、展覧会の開催に至るまでの具体的な業務について学ぶ。大阪市立美術館 https://www.osaka-art-museum.jp/
第12回第12回 12月13日講義(歴博: 澤井) 講義内容 海外資料の展示に関する諸問題 海外から作品を借用するためにどのような手続きが必要になるか、条約・法律や制度等を含めて解説する。大阪歴史博物館 https://www.osakamushis.jp/
第13回第13回 12月20日講義(歴博: 豆谷) 講義内容 展示技術のいろいろ 近年、急速に進歩しているIT技術は、博物館の展示にもさまざまな形で活用されている。 この講義では、博物館展示への新たな技術の導入に伴う利点や課題について、実例の紹介を通じて考える。大阪歴史博物館 https://www.osakamushis.jp/
第14回第14回 12月27日講義(美術館: 田林)Moodle上のオンライン配信となります。視聴後Moodleで小レポートを書いてください。12月27日頃に登録します。(公開しています) 講義内容 美術展示に関する諸問題
大阪市立美術館等の美術館における近年の事例を通して、美術展示の課題を学ぶ。 なかでも作品を安全かつ魅力的に展示する方法について、準備・展示・展示期間・撤収の各段階での作業や工夫を通して考える。
大阪市立美術館 https://www.osaka-art-museum.jp/
第15回第15回 1月10日 講義(自然史:佐久間) 講義内容 観覧者からみた展示 講義のまとめとして、博物館側からの思いと別に、利用者、非利用者の視点から展示を考える。https://icomjapan.org/journal/2021/12/14/p-2751/ https://www.omnh.jp
成績評価方法
博物館の展示に関する基本的機能、理論や手法、企画展の実際などついて、各回の内容ごとに要点が理解できているかで評価する。各回講義の最後に課題を提⽰し、講義時間内でのコミュニケーションカードに記載してもらう。(見学時はMoodleへのレポート入力)毎回の提出物について、内容の理解について⼗分な説明ができているかどうかを基準とする。各回の理解度を問う本カードの総計により評価する(100%)。
履修上の注意
日常からキャンパスメンバーズカードを利用しての博物館見学などを推奨する。
教科書
毎回、レジュメなど資料を配付する。

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参考文献
毎回、レジュメなど資料を配付する。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/4/5 6:42:57

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