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2024年度/1ACA151010 (公大) / (市大)

【月3、木2】労働法 <後期>

本授業は、個別的労働関係法と集団的労働関係法の内容を講義し、労働法をめぐる理論状況を把握することを目的とする。労基法上の「労働者」性・「使用者」性、採用、人事異動、解雇、有期労働契約、賃金、労働時間などをめぐる個別的労働法上の諸論点を中心に講じ、また、後半では集団的労働法にも言及する。授業をとおして、働く現場においてどのような法的問題が生じ、それがどのように法的に解決されたのかを解き明かす。なお、各回の授業内容は進捗状況により変更する。 ※一部の授業を遠隔(オンデマンド)で実施する可能性がある。Moodle上で事前に告知する。

担当教員氏名
根本 到
科目ナンバリング
ACALAW31029-J1 (公大) / JASOC3301 (市大)
授業管轄部署
法学部
授業形態
講義
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
3年 (公大) / 学年指定なし (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
4単位 (公大) / 4単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
個別的労働関係法および集団的労働関係法の基本事項と具体的な判例の内容を理解した上で、働くことにかかわる諸問題を論理的に説明し、解決できることを目標とする。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回労働法の適用対象基準教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第2回使用者の概念教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第3回労働関係の成立教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第4回人事異動ー配転,出向と転籍教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第5回昇進・昇格,休職教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第6回賃金の支払い方法教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第7回賞与・退職金・退職年金(企業年金)教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第8回休業手当教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第9回労働時間の歴史と現状教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第10回休憩,休日教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第11回時間外・休日労働の規制教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第12回年次有給休暇教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第13回休暇・休業取得等を理由とする不利益取扱の禁止教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第14回解雇および雇止め教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第15回退職教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第16回定年教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第17回企業再編と労働法教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第18回パートタイム労働者と有期雇用労働者教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第19回均等待遇-差別の禁止,男女の平等など教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第20回労働者派遣法教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第21回安全衛生・労災補償教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第22回労働条件の決定・変更教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第23回懲戒処分教科書の該当箇所を事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第24回労働組合と労働組合の内部問題レジメを事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第25回組合活動レジメを事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第26回団体交渉レジメを事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第27回労働協約レジメを事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第28回不当労働行為制度レジメを事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第29回争議行為レジメを事前に読む。判例や参考文献について目を通し,理解を深める。
第30回まとめ授業で取り上げた判例や参考文献に再度目を通し,復習する。
第31回定期試験
成績評価方法
到達目標の達成度について評価を行う。 成績評価は、学期途中の小テスト(30%)およびレポート形式の期末試験(70%)により行う。小テストについては授業中およびMoodleにて告知する。 労働法上の重要論点の概略について理解し、判例を用いて説明できるかどうかを合格の基準とする。
履修上の注意
教科書の該当箇所、または事前配布のレジメに目を通してしっかり予習したうえで、条文や紹介されている裁判例を必ず読んでくること。また、事後は、講義で紹介した裁判例や学説などを読み、知識の定着を図ること。
教科書
なし

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参考文献
吉田美喜夫・名古道功・根本到編『労働法Ⅱ 個別的労働関係法(第3版)』(法律文化社,2018年)、村中孝史・荒木尚志編『労働判例百選・第10版』(2022年、有斐閣)、土田道夫『労働契約法』(有斐閣、2008年)、川口美貴『労働法』(信山社、2015年)、荒木尚志『労働法(第3版)』(有斐閣、2016年)、野川忍『労働法』(日本評論社、2018年)、菅野和夫・山川隆一『労働法(第13版)(弘文堂、2024年)、西谷敏『労働法(第3版)』(日本評論社、2020年)、水町勇一朗『労働法(第10版)』(有斐閣、2024年)
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
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Updated on 2025/4/5 6:18:37

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