2024年度/1AEB006000 (公大) / (市大)
【金3】ソーシャル・ビジネス論 <前期>
世界では、ソーシャルビジネスに似た用語として、社会的企業(social enterprise, social firm)、ソーシャルエンタープラナー、社会的経済等、いろいろな概念があります。 また、一般の企業経営の現場でも、CSRやCSVという用語があり、これも実質的にはソーシャルビジネスによく似ています。 ソーシャルビジネスは、日本ではあまり普及していない言葉ですが、世界各国では、ソーシャルビジネスを支援する法律が既につくられています。 そこで、本講義では、ソーシャルビジネスって何?というところから始まり、何をするのか、役にたつのか、実例をあげながら学んでいきたいと思います。 また、貧困、環境問題、まちづくり等、ソーシャルビジネスが事業テーマとする課題についても、取り扱います。 履修生の皆さんには、希望者にチームをつくってもらい、ソーシャルビジネスの企画を考えてもらい、講義の最後でコンペティションを開催する予定です。
- 担当教員氏名
- 五石 敬路
- 科目ナンバリング
- AEBMAN32004-J1 (公大) / CASOM3303 (市大)
- 授業管轄部署
- 商学部
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 3年 (公大) / 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 学生が、ソーシャルビジネスをめぐる国内外の社会・経済環境、公共政策に関する知識を得たうえで、自ら社会のニーズをとらえ、新たなソーシャルビジネスに関するアイディアを提示できる。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 不定期に宿題を出し、提出を求めることがあります。
- 成績評価方法
- (1)到達目標の達成度について評価を行う。 (2)宿題:40点 課題:60点 コンペティションのテーマは講義のなかで発表する。各自、期日までにプレゼンテーション用の資料を作成すること。 (3)合格(単位修得)のための最低基準は、学生が総合点において6割に達していること。
- 履修上の注意
- コンペティションは履修者全員に参加を求めます。方法については授業中に説明します。履修者の間でチームを組んでかまいません。
- 教科書
- 五石敬路他編『生活困窮者支援で社会を変える』法律文化社、2017年。
- 参考文献
- 毎回の講義前にオンラインで掲載します
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | ソーシャルビジネスとは何か? | 不定期に宿題を出し、提出を求めることがあります。 |
第2回 | なぜソーシャルビジネスか? | |
第3回 | 韓国:貧民運動から社会的経済へ(1) | |
第4回 | 韓国:貧民運動から社会的経済へ(2) | |
第5回 | 滑り台の社会保障とソーシャルビジネス | |
第6回 | 労働統合型社会的企業(work-integrated social enterprise: WISE) | |
第7回 | こどもの貧困とソーシャルビジネス | |
第8回 | 人口減少とまちづくり | |
第9回 | 一般企業の社会的価値(SDGs、CSR、CSV、ESGにふれながら) | |
第10回 | マイクロファイナンスとはなにか? | |
第11回 | 途上国における支援活動 | |
第12回 | 行政との委託契約 | |
第13回 | 資金調達の種類(寄付金、SIB、クラウドファンディング等) | |
第14回 | 事業評価の方法 | |
第15回 | コンペティションの結果発表と講評 |
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Updated on 2025/4/5 6:43:18