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2024年度/1AJA002001

【水3】航空宇宙工学基礎2 <後期>

(公大) / 航空宇宙工学基礎 (府大)

航空宇宙工学の入門講義であり,航空機ならびに宇宙機の開発・設計・運用のための基礎的知識を習得する. そして,航空宇宙工学システムを総合的に考えるための基礎能力を養う. また,低学年で配当されている基礎的科目ならびに専門技術分野に関する専門科目の背景,意義 ,相互の関連を把握し,高年次配当の各専門科目への展開を見通し,さらに航空宇宙各分野の将来を展望する. このために,本講義は航空宇宙工学分野の教授がそれぞれの専門分野を担当するオムニバス方式で実施する.

科目ナンバリング
AJAASE3A002-M1 (公大) / BMASE3901-J1 (府大)
授業管轄部署
工学部
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
科目分類
A群科目
配当年次
1年 (公大) / カリキュラムにより異なります。 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
航空宇宙工学に関する基本原理を説明できること. 基本原理が説明できることとは,「本質的な項目が物理学で説明でき,それに適した数学モデルを通して定量的に評価できること」を理解し,「その重要なパラメータを変化させると性能がどう変化するか」が説明できることである. 具体的には以下の項目を理解することを目標とする. ・航空機にはたらく揚力・抗力など空気力学の基本原理が説明できる. ・軽量構造を成立させる構造様式の基本原理が説明できる. ・ジェットエンジンの熱サイクル,熱効率などの推進系の基本原理が説明できる. ・航空機の主要性能である航続距離・航続時間を支配する基本原理が説明できる. ・航空機の安定性や操縦性の基本原理が説明できる. ・旅客機を安全に運航する仕組みとしての航空管制や衛星航法の基本方式が説明できる.. ・宇宙空間へ宇宙機を運ぶロケットの力学の基本原理が説明できる. ・人工衛星の軌道運動の基本原理が説明できる.
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回航空技術の歩み[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第2回航空機の形態[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第3回構造と強度[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第4回揚力と抗力[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第5回翼の空力特性[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第6回高速飛行の空気力学[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第7回推進(エンジンの性能,構成要素)[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第8回推進(エンジンの環境適合性、将来の推進機関)[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第9回飛行機の性能[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第10回飛行機の安定性と操縦性[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第11回航空機の航法と管制[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第12回航空機の運航安全技術[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第13回宇宙技術の歩み[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第14回宇宙飛行[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第15回人工衛星と宇宙探査機[事前]テキスト「航空宇宙工学入門(第2版)」の該当箇所を読んでおくこと. [事後]授業内容を理解したことを確認するための課題に取り組むこと.
第16回定期試験
成績評価方法
到達目標の達成度を各担当者の評価(20%)(小テストとレポート等による)と定期試験(80%)により評価する. 100点満点中60点以上を合格とする.
履修上の注意
航空宇宙の基礎となる「物理」を理解してください. その「物理」を数学を用いてモデル化することで,航空機・宇宙機の性能が表されることを理解してください. モデル化された数式のパラメータの値を変えると,性能がどう変化するかを考えるようにしましょう.
教科書
「航空宇宙工学入門(第2版)」、室津義定編著、森北出版

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参考文献
「航空力学の基礎(第3版)」、牧野光男著、産業出版 「航空機の構造力学(第2版)」、新沢順悦 ほか著、産業出版 「衛星設計入門」,衛星設計コンテスト実行委員会監修,培風館 「航空交通管理システム概論」,伊藤恵理著, コロナ社 I.E.Alber, Aerospace Engineering on the back of envelope, Springer (2012)
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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Updated on 2025/4/5 6:28:59

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