2024年度/1AJC006001
【木1】機械力学1 <前期>
(公大) / 機械力学 (府大) / 振動工学 (市大)
乗り物の振動から回転体の振動,機械が扱う流体によって引き起こされる振動,地震や風による振動,さらには衝撃的な振動から騒音公害まで,振動するものは,周囲を眺めると限りがないほど挙げられる.この講義では,振動現象の理論的扱いの基礎的な考え方と機械,構造物を動的設計するための動力学に着目した振動論を述べ,機械工学の基幹技術の一つを修得させることを目標とする.
- 科目ナンバリング
- AJCMEE21006-J1 (公大) / BMMEE3B17-J1 (府大) / TLSLR2241 (市大)
- 授業管轄部署
- 工学部
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 2年 (公大) / カリキュラムにより異なります。 (府大) / 2年 (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (府大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 固有振動数,減衰,モードなどの考え方を学び,機械の振動の理論や計算方法を理解することを目的とする. 具体的には以下の能力を身につけることが達成目標である. 1.1自由度系の振動の基礎的な事項を説明できること. 2.2自由度系の振動の基礎的な事項を説明できること. 3.多自由度系の振動の基礎的な事項を説明できること. 4.連続体の振動の基礎的な事項を説明できること.
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 上記の教科書に沿って講義を進めるので,毎回当該部分を読んでおくこと.また,講義終了時には必ず当日の講義箇所をもう一度復習しておくこと. 毎回,簡単な宿題(レポート)を課すので,指定された締切までに解答(レポート)を作成し授業支援システム等から提出すること. 各自でノートを作成のこと.
- 成績評価方法
- 授業目標(達成目標)の1~4の達成度で成績評価を行う.C(合格)となるためには1~4すべての項目で基礎的な考え方をこたえられることが必要である. 成績を評価する手段として定期試験とレポートを用いる. 定期試験(70%),レポート(30%)により総合的に評価する.
- 履修上の注意
- 毎週,レポートを実施するので,A4レポート用紙,関数電卓を準備のうえ受講のこと.
- 教科書
- 伊藤智博,砂子田勝昭,平元和彦,鄭萬溶著:「わかりやすい振動工学」,共立出版(2012)
- 参考文献
- 藤田勝久著:「振動工学‐基礎から実用入門まで‐」森北出版(2005),国枝正春著:「実用・機械振動学」理工学社,原文雄著:「機械力学」裳華房,谷口修著:「改訂振動工学」コロナ社,亘理厚著:「機械振動」丸善,中川憲治他著:「工業振動学」森北出版他,安田仁彦著:「振動工学 基礎編」コロナ社,伊藤,新谷,中川著:「わかりやすい機構学」共立出版(2016)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- (関連科目) 機械力学2(機械力学入門)
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | 振動とは何か,について講義 | 第1章の当該箇所を読んでおくこと |
第2回 | 機械振動の基礎,について講義 | 第1章の当該箇所を読んでおくこと |
第3回 | 不減衰1自由度系の自由振動,について講義 | 第2章の当該箇所を読んでおくこと |
第4回 | 減衰1自由度系の自由振動,について講義 | 第2章の当該箇所を読んでおくこと |
第5回 | 1自由度系の調和外力による強制振動,について講義 | 第2章の当該箇所を読んでおくこと |
第6回 | 1自由度系の変位励振による強制振動,について講義 | 第2章の当該箇所を読んでおくこと |
第7回 | 振動絶縁,について講義 | 第2章の当該箇所を読んでおくこと |
第8回 | 過渡応答,について講義 | 第2章の当該箇所を読んでおくこと |
第9回 | 2自由度系の自由振動,について講義 | 第3章の当該箇所を読んでおくこと |
第10回 | 2自由度系の強制振動,動吸振器,について講義 | 第3章の当該箇所を読んでおくこと |
第11回 | 多自由度系の自由振動,固有値問題,について講義 | 第4章の当該箇所を読んでおくこと |
第12回 | 多自由度系のモード解析,について講義 | 第4章の当該箇所を読んでおくこと |
第13回 | 多自由度系の強制振動,について講義 | 第4章の当該箇所を読んでおくこと |
第14回 | 連続体の振動の考え方,について講義 | 第5章の当該箇所を読んでおくこと |
第15回 | 連続体の振動:梁の曲げ振動,モード関数,振動応答について講義 | 第5章の当該箇所を読んでおくこと |
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Updated on 2025/4/5 6:34:52