2024年度/1AKB048001 (公大) / (府大)
【集中講義】食品衛生学実習 <前期、後期>
本実習では,まず細菌の取扱法の基礎技術を習得して生菌数計測及び大腸菌群の検査方法を学び,次いで食中毒を惹起する細菌及びウイルスの検出法を習得する。更に,食品添加物並びに食品に含まれる有害化学物質の検出及び定量法を習得する。授業計画に示す15回の実習を予定している。項目毎にレポートを課す。
- 科目ナンバリング
- AKBAGC33001-J3 (公大) / CAAGC3501-J4 (府大)
- 授業管轄部署
- 農学部
- 授業形態
- 実習
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 集中講義
- 科目分類
- 自由科目
- 配当年次
- 3年 (公大) / 3年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 1単位 (公大) / 1単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 食品衛生学検査は法令等に決められた手順で検査を行い、人に危害を与える病原微生物や化学物質を検出し、場合によっては定量する事が求められる。本実習ではこれら病原微生物や化学物質の検査原理を理解し、その技術の習得を目指す。 本実習の到達目標は、以下の項目に関してその手法について説明でき、それを実施できる能力を付けることである。 ・病原微生物の取扱い ・食中毒起因ウイルスを免疫学的に検出する方法 ・微生物の無菌操作、細菌の培地、培養法、染色法、顕微鏡観察法 ・一般細菌および大腸菌群の定量的検査法 ・腸炎ビブリオ、キャンピロバクター、病原性大腸菌の遺伝学的・免疫学的検査法 ・化学物質検査法
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 学習した項目の理解を深めるために、毎回の授業の後、必ず復習を行ってください。
- 成績評価方法
- 実習終了後にレポートを提出する。提出レポートの内容と実習参加への意欲から、到達目標に達しているか判断し、これらを併せて成績評価とする。合格最低基準は、以下の点をすべて満たしていることである。 ①全体の3分の2以上の実習への参加 ②提出レポートから食品衛生検査の検査原理を理解していることが判断できること ③レポートに実習内容(手技)を正しく記載していること ④得られた結果を正確にレポートに記述していること ⑤検査結果を論理的に考察していること
- 履修上の注意
- 白衣を持参すること。
- 教科書
- 担当者が作成した実験書を配付
- 参考文献
- 食中毒予防必携 (社団法人 日本食品衛生協会) 獣医公衆衛生学(文永堂)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 |
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第1回 | 実習の概要説明 |
第2回 | 病原微生物の取り扱い |
第3回 | 食中毒起因ウイルス(ノロウイルス)対する免疫学的検出法 |
第4回 | 無菌操作・培地作製法・分離培養法 |
第5回 | 染色及び光学顕微鏡による観察 |
第6回 | 生菌数測定・大腸菌群の検査 1 |
第7回 | 生菌数測定・大腸菌群の検査 2 |
第8回 | 食中毒細菌(腸炎ビブリオ,キャンピロバクター,大腸菌O157) に対する遺伝学的・免疫学的検出法 1 |
第9回 | 食中毒細菌(腸炎ビブリオ,キャンピロバクター,大腸菌O157) に対する遺伝学的・免疫学的検出法 2 |
第10回 | 食品添加物の検出・定量法(その1) |
第11回 | 食品添加物の検出・定量法(その2) |
第12回 | 有害化学物質の検出・定量法(その1) |
第13回 | 有害化学物質の検出・定量法(その2) |
第14回 | 実習のまとめ |
第15回 | レポート作成 |
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Updated on 2025/4/5 6:52:13