2024年度/1ALA029001 (公大) / (府大)
【火3、火4】獣医生化学実習 <後期>
生命現象を担う主要な生体成分であるタンパク質、脂質、糖、核酸の性質と働きについて解析を行う。①吸光度分析を利用したタンパク質などの定量法、②アフィニティークロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、電気泳動法などの各種分取分析法、③脂質、核酸の組織からの分離法、④酵素反応解析、⑤組換えDNA技術、polymerase chain reaction(PCR)法などの遺伝子工学的手法、について講述・実習する。
- 担当教員氏名
- 片平 じゅん
- 科目ナンバリング
- ALAANS22022-J4 (公大) / CVANS2223-J4 (府大)
- 授業管轄部署
- 獣医学部
- 開講キャンパス
- りんくう
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 2年 (公大) / 2年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 実習を通じて、獣医生化学講義において習得した知識体系を深めるとともに、①生化学・分子生物学実験の原理を理解し、他者に説明できるようになること、②解析機器の使用法・作動原理を理解し、正しく使いこなせるようになること、③得られたデータを適切に解析できるようになることを目標とする。
- 授業内容
- 1.概要説明と実習を行う上での諸注意 2.分光光度計を用いた吸光度分析およびタンパク質定量 3.マウス組織からの核酸抽出 4.PCR法によるDNAの解析 5.大腸菌の形質転換 6.組換えタンパク質の発現 7.組換えタンパク質の精製 8.タンパク質の電気泳動による解析 9.プラスミドDNAの精製と解析 10.酵素反応解析1 11.酵素反応解析2 12.マウス脳組織からの脂質抽出 13.マウス脳脂質の薄層クロマトグラフィー解析 14.RNAの解析1 15.RNAの解析2
- 事前・事後学習の内容
- 実習内容の原理、手技等について事前にプリントや参考書を利用して学習しておくこと。
- 成績評価方法
- 到達目標の達成度は、レポートにより評価する(70点)。実習への参加態度(30点)も評価の対象とする。指定された回のレポートをすべて提出することが合格(C)のための最低条件とする。
- 履修上の注意
- 実習科目であるので、全員が毎回実際に実験操作を行うことが原則である。病気など、やむを得ない理由で欠席する場合には、あらかじめメール等で連絡をすること。
- 教科書
- 必要に応じてプリントなどを配付する。
- 参考文献
- 獣医生化学実験、獣医生理学・生理化学教育懇談会編、チクサン出版、2009年
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
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Updated on 2025/4/5 6:49:04