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2024年度/1ALA066001 (公大)

【水2】獣医学関連法規 <後期>

複数の教員(主として教授)によるオムニバス方式で、獣医師として理解しておくべき法規、基準等について講述する。さらに、農林水産省職員が獣医師の責務について講述する。

科目ナンバリング
ALAANS32026-J1 (公大)
授業管轄部署
獣医学部
授業形態
講義
開講キャンパス
りんくう
開講区分
週間授業
配当年次
3年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
1単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
本講義では獣医学に関連する法律、施行令、施行規則、基準、指針等の目的、定義、規定内容の要点を、条文等を用いて解説することにより、獣医師として社会的責任を果たすために必要な獣医学関連法規を学生が説明できることを目的とする。 具体的には以下の事柄が到達目標である。 ①法とは何か、法の分類、法の解釈、法の優先関係など基礎的な法学を習得するとともに、法律に基づく行政のしくみ、刑法、民法の関連条文を説明できる。 ②獣医師法に基づく獣医師の任務、業務範囲、義務、責任を習得するとともに、獣医療法に基づく適切な獣医療提供のしくみを説明できる。 ③家畜伝染病予防法、牛海綿状脳症対策特別措置法(BSE特措法)、牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(牛トレサ法)、家畜保健衛生所法に基づく家畜感染症の発生予防などのしくみを理解するとともに、獣医師の義務、責任及び家畜防疫官、家畜防疫員の役割を説明できる。 ④医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)、飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律(飼料安全法)、愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)に基づく動物用医薬品、飼料、ペットフードの安全性の確保のしくみを説明できる。 ⑤食品安全基本法、食品衛生法、と畜場法、食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律(食鳥検査法)に基づく食品安全確保のしくみを理解するとともに、獣医師の義務、責任を説明できる。 ⑥感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)、狂犬病予防法に基づく感染症の予防、防疫のしくみを理解するとともに、獣医師の義務、責任を説明できる。 ⑦動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)に基づく動物の愛護、管理、保護のしくみを説明できる。 ⑧その他獣医師として従事する可能性がある業務に関係する法律の概要を説明できる。
各授業回の説明
授業授業内容
第1回獣医師法に基づく獣医師の任務、業務範囲、義務、責任を習得するとともに、獣医療法に基づく適切な獣医療提供のしくみを習得する。(笹井担当)
第2回家畜伝染病予防法、牛海綿状脳症対策特別措置法(BSE特措法)、牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(牛トレサ法)、家畜保健衛生所法に基づく家畜感染症の発生予防などのしくみを理解するとともに、獣医師の義務、責任及び家畜防疫官、家畜防疫員の役割を習得する。(担当者未定)
第3回医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)、飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律(飼料安全法)、愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)に基づく動物用医薬品、飼料、ペットフードの安全性の確保のしくみを習得する。(東担当)
第4回食品安全基本法、食品衛生法、と畜場法、食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律(食鳥検査法)に基づく食品安全確保のしくみを理解するとともに、獣医師の義務、責任を習得する。(三宅担当)
第5回感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)、狂犬病予防法に基づく感染症の予防、防疫のしくみを理解するとともに、獣医師の義務、責任を習得する。(山﨑担当)
第6回動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)に基づく動物の愛護、管理、保護のしくみを習得する。(担当者未定)
第7回その他獣医師として従事する可能性がある業務に関係する法律の概要を理解する。(山岸・川手担当)
第8回獣医師法に基づく獣医師の任務、業務範囲、義務、責任を習得するとともに、獣医療法に基づく適切な獣医療提供のしくみを習得する。2回目(笹井担当)
第9回獣医師の責務、総括(農水省職員、東担当)
事前・事後学習の内容
教科書ならびに各先生より配布される資料を用いて、授業の復習に重点を置き各授業の重要性を理解し、獣医学関連法規を修得すること。
成績評価方法
授業目標の達成度で成績評価を行う。各回の配点は14%(筆記試験および出席や授業態度を含む)、農水省による講義は2点%とし、合計100点にて60点以上をC(合格)とする。合格となるためには、全ての項目で基本的な問題が解けることが必要である。2/3以上の出席で成績評価対象となり、成績評価には筆記試験、授業態度を用いる。
履修上の注意
特になし。
教科書
獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠獣医事法規/緑書房 各担当より配布される資料・プリント

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参考文献
・獣医畜産法規を学ぶための獣医学部 獣医事法学、池本卯典、インターズー、1998、 ・動物愛護六法、吉田真澄、誠文堂新光社、2003
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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その他
(関連科目)獣医学全般

Updated on 2025/4/5 6:49:13

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