2024年度/1APA040001 (公大)
【集中講義】日常生活援助技術 ① <後期>
看護基本技術のうち、活動や休息、清潔、食事や排泄の援助など、基本的な日常生活援助技術の習得をすることを目指す。 特に患者のプライバシーや羞恥心の保護に留意した看護師の役割と責任を理解し、看護技術の目的と安全・安楽・自立の原理原則を理解した看護技術が習得できるように授業を展開する。 講義では、基礎的な日常生活援助に関連した看護技術の理論や根拠を学び、実技演習では援助方法の実際を学ぶ。 実技演習では、看護師役・患者役の両方を体験し、学生間で安全・安楽に実施できるようにし、学生同士で学びを共有する。
- 科目ナンバリング
- APXNUR34003-J2 (公大)
- 授業管轄部署
- 看護学部
- 授業形態
- 演習
- 開講キャンパス
- 羽曳野
- 開講区分
- 集中講義
- 科目分類
- 専門科目
- 配当年次
- 2年 (公大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 看護基本技術のうち、活動や休息、清潔、食事や排泄の援助など日常生活を整える援助技術を習得する。 1.日常生活を整える基礎的な看護技術の意義、目的、方法、留意点を根拠に基づき説明できる。 2.日常生活を整える基礎的な看護技術を学生間で安全・安楽に実施できる。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 授業各回の準備学習を確認してテキストを熟読しておいてください。学習を助けるための事前課題を別途課すことがあります。演習後にはMoodle(授業支援システム)からのレポート提出、小テストや事後課題を提出してください。 看護技術を習得するために、授業の空きコマを活用して実習室で実技の練習を繰り返し実施してください。
- 成績評価方法
- 1.日常生活を整える基礎的な看護技術の意義、目的、方法、留意点を根拠に基づき説明できる。 2.日常生活を整える基礎的な看護技術を学生間で安全・安楽に実施できる。 という授業目標(達成目標)に沿って、成績評価を行います。 成績評価は、レポート10%、実技試験30%、筆記試験60%で総合的に評価します。実技試験、筆記試験はそれぞれ100点満点中60点以上取得が必要です。総合的に評価し、100点満点中60点以上で単位を修得できます。 授業は2/3以上出席すること。なお、30分以上の遅刻は欠席扱いとし、30分未満の遅刻が3回で欠席1回の扱いとします。
- 履修上の注意
- 授業初回には、授業のスケジュールならびに評価方法について具体的に提示します。 講義では、基礎的な日常生活援助に関連した看護技術の理論や根拠を学び、実技演習では援助方法の実際を学びます。 実技演習では、事前に具体的な援助方法を予習して臨むこと。そして演習で看護師役・患者役の両方を体験し、学生同士での学びを共有します。
- 教科書
- 医学書院 eテキスト: 系統看護学講座 専門分野 基礎看護学[2]基礎看護技術Ⅰ、茂野香おる他 系統看護学講座 専門分野 基礎看護学[3]基礎看護技術Ⅱ、任和子他 MEDIC MEDIA: 看護が見える①基礎看護技術、医療情報科学研究所
- 参考文献
- 単元ごとに必要時授業で提示する
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- 授業はシラバスの内容で実施しますが、一部順序が変更になる可能性があります。具体的な授業スケジュールは初回の授業オリエンテーションで説明します。
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | 授業オリエンテーション 看護技術とは | 基礎看護技術Ⅰ、基礎看護技術Ⅱのテキスト 2冊の序章を熟読しておくこと |
第2回 | 安全確保の技術 | 基礎看護技術Ⅰのテキスト 第3章を熟読しておくこと |
第3回 | 活動・休息の援助技術 | 基礎看護技術Ⅱのテキスト 第4章を熟読しておくこと |
第4回 | 療養環境・環境整備 | 基礎看護技術Ⅱテキストの第1章を熟読しておくこと |
第5回 | 環境整備・ベッドメーキング・臥床患者のシーツ交換(演習) | 基礎看護技術Ⅱテキストの第1章を熟読しておくこと 看護が見える①基礎看護技術の環境整備、ベッドメーキングに関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第6回 | 環境整備・ベッドメーキング・臥床患者のシーツ交換(演習) | 基礎看護技術Ⅱテキストの第1章を熟読しておくこと 看護が見える①基礎看護技術の環境整備、ベッドメーキングに関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第7回 | 苦痛緩和・安楽確保の技術(講義・演習) | 基礎看護技術Ⅱのテキスト第5章、看護が見える①基礎看護技術の罨法について理解しておくこと |
第8回 | 苦痛緩和・安楽確保の技術(講義・演習) | 基礎看護技術Ⅱのテキスト第5章、看護が見える①基礎看護技術の罨法について理解しておくこと |
第9回 | 体位変換・安楽な体位(演習) | 基礎看護技術Ⅱのテキスト、看護が見える①基礎看護技術の体位変換に関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第10回 | 体位変換・安楽な体位(演習) | 基礎看護技術Ⅱのテキスト、看護が見える①基礎看護技術の体位変換に関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第11回 | 身体の清潔・衣生活の援助 | 基礎看護技術Ⅱのテキスト第6章を熟読しておくこと |
第12回 | 身体の清潔・衣生活の援助 | 基礎看護技術Ⅱのテキスト第6章を熟読しておくこと |
第13回 | 寝衣交換・足浴(演習) | 基礎看護技術Ⅱの病床での衣生活の援助、足浴・フットケアを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第14回 | 寝衣交換・足浴(演習) | 基礎看護技術Ⅱの病床での衣生活の援助、足浴・フットケアを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第15回 | 臥床患者の清拭(演習) | 基礎看護技術Ⅱのテキスト、看護が見える①基礎看護技術の清拭に関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第16回 | 臥床患者の清拭(演習) | 基礎看護技術Ⅱのテキスト、看護が見える①基礎看護技術の清拭に関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第17回 | 技術トレーニング | これまで学習してきた技術について、よりよい技術にするための方法について学ぶため、技術の練習や講義の復習をしておくこと |
第18回 | 技術トレーニング | これまで学習してきた技術について、よりよい技術にするための方法について学ぶため、技術の練習や講義の復習をしておくこと |
第19回 | 実技試験 | 実技試験の課題が提示されたら、実習室を利用して自己学習をしっかり行い試験に臨むこと |
第20回 | 実技試験 | 実技試験の課題が提示されたら、実習室を利用して自己学習をしっかり行い試験に臨むこと |
第21回 | 臥床患者の洗髪(演習) | 基礎看護技術Ⅱのテキスト、看護が見える①基礎看護技術の洗髪に関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第22回 | 臥床患者の洗髪(演習) | 基礎看護技術Ⅱのテキスト、看護が見える①基礎看護技術の洗髪に関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第23回 | 車椅子移乗・移送、ストレッチャー移乗・移送(演習) | 基礎看護技術Ⅱのテキスト、看護が見える①基礎看護技術の車いすおよびストレッチャー移乗・移送に関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第24回 | 車椅子移乗・移送、ストレッチャー移乗・移送(演習) | 礎看護技術Ⅱのテキスト、看護が見える①基礎看護技術の車いすおよびストレッチャー移乗・移送に関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第25回 | 食生活の援助技術 | 基礎看護技術Ⅱのテキスト 第2章を熟読しておくこと |
第26回 | 排泄の援助技術 | 基礎看護技術Ⅱのテキスト 第3章を熟読しておくこと |
第27回 | 便尿器・おむつ交換による排泄の援助(演習) | 基礎看護技術Ⅱのテキスト、看護が見える①基礎看護技術の便尿器・おむつ交換に関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第28回 | 便尿器・おむつ交換による排泄の援助(演習) | 基礎看護技術Ⅱのテキスト、看護が見える①基礎看護技術の便尿器・おむつ交換に関連するところを熟読し、事前に具体的な方法を考えておくこと |
第29回 | 総合技術トレーニング | 事前に事例を示すので、事例にケアをする際の観察項目、実施内容、その根拠などをまとめておくこと |
第30回 | 総合技術トレーニング | 事前に事例を示すので、事例にケアをする際の観察項目、実施内容、その根拠などをまとめておくこと |
第31回 | 筆記試験(定期試験) |
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Updated on 2025/4/5 6:47:06