2024年度/1APA109001 (公大)
【集中講義】子ども・家族看護過程演習 <後期>
健康問題のある子どもに対する看護過程の展開の基本と援助技術、家族への支援を学ぶことを目的とする。子どもの健康問題によってもたらされる、親子関係を中心とする家族のダイナミクスの変化を理解した上で、理論に基づいたアセスメントと支援方法についての基礎知識を習得する。子どもの健康と成長・発達段階に応じたコミュニケーション技術、症状を言語化することが難しい子どもの観察方法やフィジカルアセスメント技術、生活支援技術ならびに看護技術を学ぶ。
- 科目ナンバリング
- APXNUR37011-J2 (公大)
- 授業管轄部署
- 看護学部
- 授業形態
- 演習
- 開講キャンパス
- 阿倍野
- 開講区分
- 集中講義
- 配当年次
- 3年 (公大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 1.子どもの成長・発達ならびに健康状態に応じた日常生活上の援助および検査や処置・治療における適切な援助方法を理解し、基本技術が実施できる。 2.子どもと家族を対象とした看護過程の展開が理解できる。 3.健康問題のある子どもと家族への支援について理解できる。
- 各授業回の説明
- 成績評価方法
- 1.到達目標の達成度を評価する。 2.課題・レポート40%、定期試験60%。 3.到達目標をすべて達成していることが最低基準である。
- 履修上の注意
- 確かな知識に基づいた観察力と判断力及び看護技術は、自ら症状を的確に訴えることができない子どもの異常の早期発見に直結します。 また、どのような健康障害の状態にあってもその子どもの成長・発達への影響を支援することに繋がります。 さらに子どもだけではなく家族全体を看護の対象として捉える視点が重要です。 これまで学習した知識・技術を統合させ、主体的な学びを広げていきましょう。
- 教科書
- テキスト 中野綾美編集「ナーシング・グラフィカ 小児看護学① 小児の発達と看護」メディカ出版 中野綾美編集「ナーシング・グラフィカ 小児看護学② 小児看護技術」メディカ出版 参考図書 筒井真優美監修「パーフェクト臨床実習ガイド 小児看護」照林社 シスター・カリスタ・ロイ著 松木光子監訳「ザ・ロイ適応看護モデル」医学書院 小田正枝編集「ロイ適応看護理論の理解と実践」医学書院 中村友彦編集「ナーシング・グラフィカ 小児看護学③ 小児の疾患と看護」メディカ出版 奈良間美保他「小児看護学[2] 小児臨床看護各論」医学書院
- 参考文献
- 適宜、必要な文献は案内します
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | 日常生活における子どもと家族への援助(食事)(排泄)(清潔) | 事前にテキスト・参考図書の該当箇所を読んでおくこと |
第2回 | 子どもと家族の看護過程の展開(事例の紹介) | 模擬電子カルテを使用します 各自PCを持参 Moodleに表示された模擬電子カルテURLを確認し、使用するフォーマットをダウンロードしておくこと |
第3回 | 検査や処置を受ける子どもと家族への看護 (身体計測)(VS測定) | 事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと |
第4回 | 子どもと家族の看護過程の展開【ロイ看適応護モデル】 *情報収集 | 事前にテキスト、参考図書を読んでおくこと |
第5回 | 薬物療法を受ける子どもと家族への看護 | 事前にテキスト・参考図書の該当箇所を読んでおくこと |
第6回 | 検査や処置を受ける子どもと家族への看護 (腰椎穿刺・骨髄穿刺) | 事前にテキスト・参考図書の該当箇所を読んでおくこと |
第7回 | 子どもと家族の看護過程の展開 *アセスメント | *模擬事例の情報を整理し、アセスメントを行う *アセスメントの根拠となるデータ、資料(既存学習)を整理し活用できるようにしておく |
第8回 | 子どもと家族の看護過程の展開 *統合 | *模擬事例のアセスメントから関連図作成にむけた内容の整理をしておく |
第9回 | 子どもと家族の看護過程の展開 *看護計画 立案(GW) | 演習のグループ、進行など別途講義で案内する GWで活発な意見交換ができるよう、各自事前に看護計画の内容を考えておく |
第10回 | 子どもと家族の看護過程の展開 *行動計画 立案(GW) | 演習のグループ、進行など別途講義で案内する GWで活発な意見交換ができるよう、各自事前に行動計画の内容を考えておく |
第11回 | 技術演習:乳児のフィジカルアセスメント、薬物療法 | 演習のグループ、進行など別途講義で案内する |
第12回 | 技術演習:乳児のフィジカルアセスメント、薬物療法 | 演習のグループ、進行など別途講義で案内する |
第13回 | 技術演習:幼児のバイタルサイン測定等 | 演習のグループ、進行など別途講義で案内する |
第14回 | 技術演習:幼児のバイタルサイン測定等 | 演習のグループ、進行など別途講義で案内する |
第15回 | まとめ(実習オリエンテーションを含む) | 別途配布資料を熟読し参加する |
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Updated on 2025/4/5 6:45:54