2024年度/1APA116001
【集中講義】国際看護論 <前期>
(公大) / 国際保健 (府大) / 国際看護論 (市大)
本授業では、グローバルな視点に立ち、人々をとりまく政治・経済や、文化・宗教・教育などを総合的に理解したうえで、健康問題を理解し、これからのグローバル社会で活躍できる看護専門職としての基本的な知識や態度を学ぶ。また、わが国で急増する在留外国人や訪日外国人の健康問題を学び、社会・文化的多様性に配慮した看護ケアについて理解する。さらに、国内の医療機関や介護施設で働く外国人ケア労働者との協働について考える。
- 科目ナンバリング
- APXNUR38004-J1 (公大) / DNNUR2703-J1 (府大) / NAIDN2403 (市大)
- 授業管轄部署
- 看護学部
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 阿倍野
- 開講区分
- 集中講義
- 配当年次
- 3年 (公大) / 3年 (府大) / 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 1単位 (公大) / 1単位 (府大) / 1単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- グローバルヘルスの現状とその背景、課題、看護の役割について説明できる。
- 在留・訪日外国人の健康課題の特徴を説明できる。
- 医療機関における在留・訪日外国人の受入れ体制と課題について討議できる。
- 異なる社会・文化的背景をもつ人々への看護ケアについて必要な視点を述べることができる。
- 外国人ケア労働者にかかわる制度、就労にあたっての課題と、彼らとの協働に必要な視点を述べることができる。
- 各授業回の説明
- 成績評価方法
- (1)各回の授業を受講し、学んだ内容と自分の考えをリアクションペーパーに書く。 (2)評価方法 授業への取り組み(40%):リアクションペーパーの内容 テスト(60%) (3)合格(単位修得)のための最低基準 到達目標1)~5)について説明できること
- 履修上の注意
- 日常的に新聞やニュースなどに関心を向け、海外の健康問題や、わが国の在留・訪日外国人の生活に関するトピックスを把握するようにしましょう。
- 教科書
- 大橋一友, 岩澤和子ら. (2018). 国際化と看護-日本と世界で実践するグローバルな看護をめざしてー. メディカ出版.
- 参考文献
- 近藤麻里. (2018). 知って考えて実践する国際看護 第2版. 医学書院.
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | 授業オリエンテーション、グローバルな健康問題と国際保健活動(益/新垣) | 事前学習:教科書第2章を読んでくる |
第2回 | 地域で暮らす在留外国人の健康問題と保健・福祉活動(新垣) | 事前課題:第3章の3を読んでくる。 |
第3回 | 海外で暮らす日本人の健康問題と保健活動-渡航医学の視点から-(新垣) | 事前課題:第3章の6を読んでくる。 |
第4回 | 病院における外国人患者への看護①-外国人患者の健康問題-(新垣) | 事前課題: ①第3章の1、2を読んでくる。 ② 医療機関が外国人患者の受入れに伴い整備している制度について調べてくる。 |
第5回 | 病院における外国人患者への看護②-International NursingとTranscultural Nursing-(新垣) | 事前学習:外国人患者に関する文献を1つ探してくる。外国人患者に看護をする際に工夫する点について考えてくる。 |
第6回 | 国際的な看護師の需給と国を超えて移動する看護師(益) | 事前学習:自分が外国で働く際、困るであろうことを考えてくる。 |
第7回 | わが国における外国人ケア労働者の現状(益) | 事前学習:外国人ケア労働者に関する文献を1つ探し、読んでくる。 |
第8回 | わが国における外国人ケア労働者との協働(益) | 事前学習:外国人ケア労働者に関する文献を1つ探し、読んでくる。 |
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Updated on 2025/4/5 6:45:55