2024年度/1AQB001010 (公大) / (市大)
【火4】居住環境学概論 <前期>
はじめて接する専門科目であり、居住環境学科の特色である生活者としての視点の持つ意味や重要性を認識することが重要である。本講義を通じて、居住環境学を理解しその展望と問題意識、倫理観を育む基盤を形成する。 居住環境学の今日的課題や意義、研究内容を講義する。大学での学習に有用で必要な情報収集などの方法について説明する。さらに、見学や課題に取り組み、共同作業等によって表現能力やコミュニケーション能力を育む。居住環境デザインフォーラムにおいて居住環境学科で取り組む設計課題を通覧し、学習の意義や目標を位置づける機会を得る。 講義および実習・実験を行う。実習・実験課題は、必要な資料を調査・検索し、グループでも取り組み、レポート、プレゼンテーションを行う。さらに、表現能力に関する基礎的トレーニングを行う。
- 担当教員氏名
- 岡本 滋史、小池 志保子、福田 美穂、袁 継輝、上田 博之、土井 脩史、小伊藤 亜希子、中野 茂夫、渡部 嗣道、酒井 英樹、土井 俊央、松下 大輔、瀧澤 重志、ファーナム クレイグ、加登 遼、西岡 基夫
- 科目ナンバリング
- AQBHUS21001-J1 (公大) / HBFIR1101 (市大)
- 授業管轄部署
- 生活科学部
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 科目分類
- 専門基礎科目
- 配当年次
- 1年 (公大) / 1年 (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 居住環境学の概要と特色・意義を理解して説明できる。また、体験学習や共同作業等によって専門科目の一端にふれ、居住環境学の広がりと実務を体感するとともに、実務でも求められる表現や共同作業、課題解決等の能力を身につけるための基礎的課題に応えられる。
- 各授業回の説明
- 成績評価方法
- 課題レポート(100%)とする。 レポートを課し、講義内容の理解度、論理的表現力を評価する。また、各分野に関するレポートを課し、理解度と自主的学習力、および論理的表現能力と共同作業能力を評価する。
- 履修上の注意
- 授業で触れた内容について、学術情報センターの書籍等を検索して、写真と図面を比較したり、図面を読み込んだりすることで、より理解を深めてください。その結果を課題レポートや講義中のレポートに反映させてください。
- 教科書
- 必要に応じて資料を配付する。また参考資料を指示する。
- 参考文献
- 講義の内容にそった参考文献を、その都度、配付資料に記して紹介する。
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- 大阪市立大学「居住環境学概論」
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | 居住環境学科の概要:生活科学の学問領域としての特徴、居住環境学の体系と構成の概略を述べる。 | シラバスを読み、事前配布した資料については、必ず講義までに読んでおくこと。また、講義・実習内容はノートにまとめ、次回までに復習すること。 |
第2回 | 文献検索:学習に必要な情報収集のための文献検索講習を行う。 | 事前配布した資料については、必ず講義までに読んでおくこと。また、講義・実習内容はノートにまとめ、次回までに復習すること。 |
第3回 | デザイン系:作品、研究論文、および著名建築家や研究者の講演を通じて、これからの学習・研究について理解し、発見や疑問点を整理、文献検索講習での検索技術を活かしながらレポートにまとめ、今後の学習に備える。 | 事前配布した資料については、必ず講義までに読んでおくこと。また、講義・実習内容はノートにまとめ、次回までに復習すること。 |
第4回 | 技術者倫理1-居住環境に携わる技術者として心得るべき技術倫理、倫理規範、行動原則等について理解を深める。 | 事前配布した資料については、必ず講義までに読んでおくこと。また、講義・実習内容はノートにまとめ、次回までに復習すること。 |
第5回 | 技術者倫理2-リスク管理、法令遵守等について理解を深める。 | 事前配布した資料については、必ず講義までに読んでおくこと。また、講義・実習内容はノートにまとめ、次回までに復習すること。 |
第6回 | 調査系1-まちの見方・調べ方:まちの見方・調べ方についてレクチャーし、文献資料の探し方、まちづくりの方法論について学ぶ。班ごとにまち歩き調査の視点について議論し、事前のリサーチを行う。 | 事前配布した資料については、必ず講義までに読んでおくこと。また、講義・実習内容はノートにまとめ、次回までに復習すること。 |
第7回 | 調査系2-タウンウォッチング―杉本・我孫子:グループで都心や市街地、住宅地を、自主的に企画して調査観察し、特徴や優れたデザインの発見や疑問について、得たデータを適切に記録する。 | 図書・資料や事例を調べたり訪問したりして学習を深める。 |
第8回 | 調査系3-ワークショップ:ワークショップ形式でグループディスカッションし、まちの課題や今後の提案に向けた調査計画を提示する。 | 図書・資料や事例を調べたり訪問したりして学習を深める。 |
第9回 | 調査系4-まちづくりの課題について詳細な調査:ワークショップの議論を通して、今後のまちづくりに向けた提案について基礎調査を実施する。 | 図書・資料や事例を調べたり訪問したりして学習を深める。 |
第10回 | 調査系5-レポート作成とプレゼンテーション:ワークショップで得られた課題と提案に対して現場でデータを採取し、考察・分析して導き出した結論についてプレゼンテーションを行う。調査結果をふまえて批判的検討を行い、今後の課題とまちづくりの提案について提示する。 | 事前配布した資料については、必ず講義までに読んでおくこと。また、講義・実習内容はノートにまとめ、次回までに復習すること。 |
第11回 | 実験系1-実験実施:客観的情報の作成と理解のために実験を行い、技術報告書(レポート)を作成する一連のプロセスを理解し、実験も行う。 | 事前配布した資料については、必ず講義までに読んでおくこと。また、講義・実習内容はノートにまとめ、次回までに復習すること。 |
第12回 | 実験系2-データ解析:データの解析方法について理解し、実際に得られたデータを解析する。 | 事前配布した資料については、必ず講義までに読んでおくこと。また、講義・実習内容はノートにまとめ、次回までに復習すること。 |
第13回 | 実験系3-実験レポートの作成:データ解析、資料収集により、実験レポートを作成し、講評を受ける。 | 事前配布した資料については、必ず講義までに読んでおくこと。また、講義・実習内容はノートにまとめ、次回までに復習すること。 |
第14回 | 実験系4-レポート講評:講評に基づき、レポートをブラッシュアップして発表する。 | 事前配布した資料については、必ず講義までに読んでおくこと。また、講義・実習内容はノートにまとめ、次回までに復習すること。 |
第15回 | まとめ:居住環境における今日的問題 | 図書・資料や事例を調べたり訪問したりして学習を深める。 |
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Updated on 2025/4/5 6:26:12