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2024年度/1BDA181001 (公大)

【火4】国際貿易論 <後期>

この授業は原則として中百舌鳥キャンパスにおいて対面形式で行う。ただし、受講者の状況によって、授業内容を PC やタブレットから聴講・質疑応答も可能な形で配信する遠隔授業とすることがあるので、杉本キャンパスからも受講することができる。詳細は Moodle を確認してください。 この授業は、国際貿易パターンの決定要因、貿易利益、国際貿易の資源配分と所得分配への影響を理論的・実証的に説明すると同時に、国際貿易と内生的経済成長の関係を理論的・実証的に説明する。この授業で取り扱われる内容は、下記のとおりである。 (1) ヘクシャー・オリーンモデルに関する理論と実証分析 (2) 多数の財と生産要素に関する理論と実証分析 (3) 中間投入財の貿易と賃金に関する理論と実証分析 (4) 同質企業である独占的競争市場のもとでの国際貿易理論とグラビティモデル (5) 異質企業である独占的競争市場のもとでの国際貿易理論とグラビティモデル (6) 国際貿易と内生的経済成長に関する理論と実証分析 上記の内容の習得を通じて、受講者は国際貿易のより高度的な知識と実証的な手法を応用することができることをこの授業の目標とする。

担当教員氏名

韓 池

科目ナンバリング

BDAECO63081-J1 (公大)

授業管轄部署

経済学研究科

授業形態

講義

開講キャンパス

中百舌鳥

開講区分

週間授業

科目分類

応用科目

配当年次

1年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数

2単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標

この授業の達成目標は下記のとおりである。 (1) 英語のテキストの熟読を通じて英語力を上げることができること。 (2) 国際貿易の各理論間の相違と関連性を理論的に理解し、説明することができること。 (3) 国際貿易の各理論の実証的な手法を理解し、説明することができること。 (4) 国際貿易と内生的経済成長の関係を理論的・実証的に理解し、説明することができること。 (5) 上述の目標の達成に加えて、さらに国際貿易のより高度的な知識と実証的な手法を応用することができること。

各授業回の説明

授業	授業内容	事前・事後の学習内容
第1回	イントロダクション、Preliminaries: Two sector models（1）	(1) 国際貿易理論のアウトラインをつかむ。 (2) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (3) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第2回	Preliminaries: Two sector models（2）	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第3回	The Heckscher-Ohlin model (1)	((1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第4回	The Heckscher-Ohlin model (2)	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第5回	Many goods and factors (1)	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第6回	Many goods and factors (2)	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第7回	Trade in intermediate inputs and wages (1)	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第8回	Trade in intermediate inputs and wages (2)	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第9回	Monopolistic competition and the gravity equationⅠ(1)	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第10回	Monopolistic competition and the gravity equationⅠ(2)	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第11回	Monopolistic competition and the gravity equationⅡ(1)	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第12回	Monopolistic competition and the gravity equationⅡ(2)	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第13回	Trade and endogenous growth (1)	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第14回	Trade and endogenous growth (2)	(1) テキストの内容を予習し、問題点をリストする。そして授業中に議論を通じて解明する。 (2) 授業後、授業内容の全般を復習し、各要点を明確する。
第15回	まとめ	各トピックスのポイントをつかむ。

成績評価方法

(1) 達成目標（1）から（5）までのすべての項目の能力の達成度に基づいて成績評価を行う。 (2) 成績は、宿題（50％）とレポート（50％）によって評価される。 (3) 単位取得の基準は以下のとおりである。 ① 国際貿易理論の基礎知識に対する理解と応用がおおよそできる場合　60点以上 ② 国際貿易理論の基礎知識に対する理解と応用がかなりできる場合　70点以上 ③ 国際貿易理論の基礎知識に対する理解と応用が十分できる場合　80点以上 ④ ③のうちに特に優れる場合　90点以上

履修上の注意

(1) ミクロ経済学と計量経済学を履修する必要がある。 (2) 事前に授業内容を予習すること。また、この授業はミクロ経済学の応用科目としてミクロ経済学と経済数学の内容をよく利用するので、この2科目の内容も十分に復習すること。 (3) 宿題をきちんと解いて、指定どおりの時間に提出すること。 (4) 疑問があれば、残さずにすぐ聞くこと。 (5) 無断に欠席しないこと。

教科書

Feenstra Robert C., Advanced International Trade Theory and Evidence (2nd edition). Princeton University Press, 2016.

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参考文献

(1) Van Bergeijk Peter A.G. and Steven Brakman, The Gravity Model in International Trade: Advances and Applications. Cambridge University Press, 2010. (2) Feenstra Robert C. and Alan M. Taylor, International Economics 4th edition. Worth Publishers, 2017.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(3) Helpman Elhanan　著　本多光雄・井尻直彦・前野高章・羽田翔　訳　『グローバル貿易の針路を読む』　文眞堂　2012年 (4) 清田耕造・神事直人　著　『実証から学ぶ国際貿易』　有斐閣　2017年 (5) 友原章典　著　『理論と実証から学ぶ新しい国際経済学』　ミネルヴァ書房　2018年 (6) 多和田 眞・柳瀬 明彦　著　『国際貿易―モデル構築から応用へ』　名古屋大学出版会　2018年 (7) ロバート・C・フィンストラ　著　伊藤元重　監訳　下井直毅　訳　『上級国際貿易　理論と実証』　本評論社　2021年

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